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アメジスト

アメジストについて

【和名・紫水晶|英語・Amethyst|産地・ザンビア/ブラジル/ウルグアイ等】

アメジストは深い紫色でとても人気のある天然石、2月の誕生石としても有名です。当店ではアメジストのビーズを中心に、カボション(ルース)、ペンダントトップ、ブレスレットも販売しております。
ラベンダーアメジストはこちら グリーンアメジストはこちら

    アメジストの特徴

    アメジストの原石、クラスター
  • アメジストは和名を「紫水晶」といい、日本では古くから紫色を高貴な色と認識する文化があったためその色合いが尊ばれた天然石です。ここでは、アメジストの特徴について解説します。
  • アメジストはケイ酸塩鉱物で、水晶の一種


    アメジストは、ケイ酸塩鉱物の一種で和名のとおり水晶の仲間です。一般的な水晶が無色透明なのに対して、紫色をしているのが最大の特徴です。水晶は、二酸化ケイ素が火山噴火した際に出たマグマの熱に溶かされ、それを含んだ水が冷やされて結晶化して作られますが、アメジストは結晶化する際にケイ素の一部が鉄イオンに置き換わることによって誕生します。
  • アメジストが紫色になるのは、水晶に含まれる微量の鉄イオンに放射線があたったため。


    アメジスト最大の特徴である紫色は、ケイ素が置き換わった鉄イオンに放射線が当たることにより、三価鉄イオンが四価鉄イオンになることで色中心が光のスペクトルの黄色を吸収することで出現します。黄色の補色は紫色なので黄色が吸収されることにより光が当たると紫色だけが通過するのです。そのため、含まれる鉄イオンの量により黒に近い濃い紫になることもあれば、透明度の高いラベンダー色の石もあります。当店では、さまざまな色合いや透明度のアメジストを、ビーズ・ペンダントトップ・クラスター・カポションなどの形で取り扱っています。 このほか、アメジストを加熱すると紫色が変化して黄色となり「シトリン(黄水晶)」と呼ばれる別の石になり、三価の鉄イオンだけでなく二価の鉄イオンを含むアメジストにガンマ線を当てると緑色に変色して「グリーンアメジスト」になります。ただし、この「グリーン」はエメラルドのような鮮やかな緑ではなく透明度の高い薄いグリーンです。当店では、アメジストとシトリンのラフロックタンブルビーズや、グリーンアメジストのビーズも取り扱っています。
  • 産地によって微妙に色合いが変わる


    アメジストは含まれている物質により色合いが微妙に異なります。そのため、産地ごとに色の特徴が出やすくなっています。アメジストの主な産地はブラジルやウルグアイ、ザンビアなどがありますが、気に入った色合いの石に出会ったら産地を調べておくと、似たような色合いの石を見つけやすくなります。
  • アメジストは2月の誕生石


    アメジストは、2月の誕生石です。また、結婚17年目の記念日は「アメジスト婚」と呼ばれ、アメジストのアクセサリーと送りあう習慣があります。
  • アメジストは置物やハンドメイドのアクセサリーパーツとして人気がある


    アメジストはさまざまな色合いの紫色が世界中で人気の石です。宝石として扱われているほか、天然石のハンドメイドアクセサリパーツとしても需要が高く、さまざまな種類の石が流通しています。このほか、置物やオブジェに加工される石も多く、ドーム型やクラスター型のものが販売されています。
  • アメジスト 鉱物データ

項目
和名 紫水晶 むらさきすいしょう
モース硬度 7
結晶 六方晶系
成分 SiO2
比重 2.65
紫 ピンク 緑等
一般的なトリートメント等 加熱処理

    アメジストの種類

    アメジストのルース
  • アメジストは、色合いによって種類が分けられています。ここでは、当店で取り扱っている石を中心にアメジストの種類を紹介します。

  • ラベンダーアメジスト


    ラベンダーアメジストは、その名の通り植物のラベンダー色をしたアメジストで、ブラジルやマダガスカルで産出されます。一般的なアメジストより淡い色合いが特徴となっています。当店では、透明度の高いものから、紫色がやや深い色合いのものまで、さまざまな種類のラベンダーアメジストのビーズを取り扱っています。
  • ピンクアメジスト


    ピンクアメジストは、別名ローズアメジストとも呼ばれ赤みがかった色合いのアメジストです。主にブラジルで産出されます。ピンクといってもローズクォーツのような鮮やかなピンク色ではなく、ラベンダーアメジストに比べるとやや赤みがかったものから、透明度が高くうっすらピンク色に色づいて見えるような石です。当店では、透明度の高いピンクアメジストをビーズやオーバルファセットカットまで取り扱っています。
  • グリーンアメジスト


    グリーンアメジストとは、二価鉄イオンを含むアメジストにガンマ線が当たることによってできる石です。透明度が高くうっすらグリーンに色づいているのが特徴です。別名を「プラシオライト」といい、現在市場に出回っているのは一般的なアメジストにガンマ線を照射して人工的に作ったものです。しかし、二価鉄イオンをふくんだアメジストでないとガンマ線を当ててもグリーンにならないので、稀少であることには変わりありません。天然のグリーンアメジストが産出された記録はありますが、市場に出回ることは非常にまれです。当店では、透明度の高いグリーンアメジストをビーズやファセットカットの形で取り扱っています。

    アメジストの歴史

    ピンクアメジストの写真
  • アメジストの採掘は紀元前から始まりました。ここでは、アメジストの歴史を解説します。

  • アメジストは紀元前から採掘がはじまり、装身具として利用されてきた


    アメジストは水晶の一種であり、水晶は世界中で産出される鉱物です。そのため、アメジストの採掘は紀元前から始まっています。鮮やかな紫色が尊ばれ、装身具として使用されてきました。ギリシア神話では、「アメシスト」と呼ばれた女性が酒神バッカスのペットである虎に追われてしまい、月に祈ったところ純白の石に変わったため、哀れに思ったバッカスが葡萄酒を石に注いだところ紫色に変わったという話しがあります。また、旧約聖書では、出エジプト記の段で高僧の胸を飾る宝石としてアメジストが登場します。
  • アメジストは古代ギリシアでは酔わないおまじないとして用いられてきた


    ギリシア神話と関係があるかどうかは不明ですが、古代ギリシアでは、アメジストは酔い止めのお守りとして用いられました。アメジストの語源も「酔わせない」を意味するギリシア語です。
  • 日本では紫石英が平安時代から薬として使われていた


    日本では、平安時代に著された深根輔仁の『 本草和名 』という文献に「紫石英」という名でアメジストが登場します。アメジストは日本でも僅かではありますが産出されます。紫色が尊ばれ、削って「薬」として用いられたと推測されています。
  • アメジストはヨーロッパでは装身具として人気だった


    水晶はヨーロッパでも盛んに産出されていましたが、アメジストの産出量は少なく、ブラジルで大鉱脈が発見されるまで「王侯貴族が身につける石」として珍重されました。女性よりも男性に人気があり、現存する装身具も男性向けのものが多めです。また、宝石彫刻の素材としても用いられてきました。
    アメジストのビーズの写真

    アメジストの産地

  • 水晶は世界で産出される石なので、アメジストも世界中で採掘されていますが、現在は南米やアフリカが採掘地の中心です。ヨーロッパではロシアが一大産地でした。日本でも、鳥取県の一部で採掘されていたという記録があります。ここでは、現在も採掘が続けられているアメジストの産地を紹介します。
  • ブラジル


    現在、アメジストの一大産地はブラジルです。ブラジルは水晶の大鉱脈があり、水晶の産出量も世界で1〜2をほこっています。当店で取り扱っているアメジストの多くもブラジル産です。ブラジル産のアメジストは透明度が豊かで結晶が大きめなのが特徴です。黒に近い色の石には、内包している物質により黒い斑点があるものもあります。また、グリーンアメジストもほとんどがブラジル産です。

  • ザンビア


    ザンビア産アメジストは、紫色が濃く一般的にイメージされるアメジストに近い石が多いのが特徴です。その一方で黒い内包物を抱いたユニークな色合いの石も産出されます。当店は比較的透明度の高いアメジストを取り扱っています。

  • ウルグアイ


    ウルグアイ産のアメジストは、紫色の発色が良いのが特徴です。その一方で大きめの結晶は少なく、小ぶりな結晶が多くなっています。

  • マダガスカル


    マダガスカル産のアメジストはやや赤みがかった紫の石が多く産出される傾向があります。「レッドアメジスト」という赤みがかった色のアメジストも産出されます。なお、レッドアメジストはカナダでも産出され、当店ではカナダ産のものを取り扱っています。

    アメジストの指輪

    アメジストのお手入れ方法

  • ここでは、アメジストのお手入れ方法を紹介します。アメジストは条件によっては変色してしまうので、取扱いには注意が必要です。
  • 紫外線に当てない


    アメジストの紫色は水晶に含まれている鉄イオンが放射線によって変化したために発色します。そのため、熱を加えたり紫外線を当てたりするとアメジストは変色・退色が起こります。火のそばに近づけないのはもちろんのこと、保管場所にも気をつけてください。紫外線に当てるとすぐに退色するというわけではありませんが、日向に置きっぱなしにしていると長時間かけて退色していきます。保管する場合は蓋付きのジュエリーボックスなどがおすすめです。

  • 汚れが目立つなら洗剤入りぬるま湯で洗う


    アメジストのアクセサリーを付け続けて汚れが目立ってきた場合は、中性洗剤をぬるま湯にとかして丁寧に洗い、乾いた布で拭いてください。皮脂汚れならばこれで落ちます。熱湯で色が変わることはありませんが、水で濡らしっぱなしにしておかないようにします。

  • 超音波洗浄機は使わない


    アメジストのモース硬度は7と高めですが、衝撃に弱い石です。ですから、超音波洗浄機にかけると割れたりひびが入ったりしてしまうことがあります。洗う場合は手洗いにしてください。 まとめ 今回は、アメジストの産地や特徴、酒類をまとめました。紫色のイメージが強いアメジストですが、ピンクやグリーンなどもあります。また、色合いも白っぽいものから黒っぽいものまでさまざまです。当店ではあらゆる色合い、カラーのアメジストを取り扱っています。

アメジストの販売商品

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