K2アズライト

ヒマラヤK2アズライトについて

【和名・K2藍銅鉱|英語・K2 Azurite|産地・パキスタン】

K2アズライトとはヒマラヤ・カラコルム山脈にあるK2マウンテンから近年、産出さるようになった天然石です。グラナイト(白い部分)にアズライト(青い部分)が斑点状に内包される不思議な天然石です。当店ではビーズを中心に、カボション(ルース)、ペンダントトップ、ブレスレットも販売しております。

    K2アズライトの特徴

    ”K2アズライトのカボション"
  • K2アズライトとは


    K2アズライトとは、パキスタンの国境付近にあるカラコルム山脈のK2」というスポットで産出された、「アズライト」を含んだ「グラナイト」のことを指します。その特徴から、「アズライトイングラナイト」「K2ブルー」「K2グラナイト」など、複数の別名があります。アメリカ、アリゾナ州のツーソンで行われる「ツーソンミネラルショー」で2014年に初出品されてから、一躍有名となりました。
  • アズライト、グラナイトの名前の由来


    アズライトの名前の由来は、ペルシャ語で青い色を意味する「lazward」です。フランスのリオンにあるシェシー鉱山で産出されたことから「シェシライト」という別名もあります。銅を含み、藍色をしていることから、和名は「藍銅鉱(らんどうこう)」と呼ばれます。

    いっぽう、グラナイトの語源は、ラテン語で種子や穀粒を意味する「granum」。グラナイトに含まれるさまざまな鉱物が、種子のような細かいまだら模様を見せることから、この名が付けられました。グラナイトは火成岩の一種で、マグマが地下の深い所でゆっくりと固まってできた深成岩です。和名は「花崗岩(かこうがん)」と呼ばれます。
  • K2アズライトの産状


    アズライトは、銅の鉱床の酸化帯の上部に、銅が生成される過程で二次的に生み出される鉱物です。炭酸イオンを溶かし込んだ水が、銅の鉱物に接触して反応することにより生成されます。アズライトは単体だと、柱や板の形、または葉のような形の結晶を作ります。

    グラナイトは、主にクォーツ(石英、せきえい)、オーソクレース(カリ長石)、プラジオクレース(斜長石)、バイオタイト(黒雲母、くろうんも)、モスコバイト(白雲母、しろうんも)、ホーンブレンド(普通角閃石、ふつうかくせんせき)から構成される岩石です。全体はクォーツやオーソクレースが多いために白っぽく、それぞれの鉱物がまだら状に模様を作っています。アズライトとグラナイトが共存したK2アズライトは、不定形の塊状になって産出されます。
  • アズライト 鉱物データ

項目
和名 藍銅鉱 らんどうこう
モース硬度 4
結晶 単斜晶系
成分 Cu3(CO3)2(OH)2
比重 3.8
一般的なトリートメント等 樹脂含浸処理

    K2アズライトの歴史

    宮殿
  • アズライト、グラナイトの歴史


    アズライトは、古来より顔料として世界中で使われていました。日本では「岩群青(いわぐんじょう)」と呼ばれる岩絵の具として珍重されてきました。奈良県高市郡明日香村の高松塚古墳に描かれた壁画には、岩群青が使われていることが分かっています。また、中世ルネサンス時代の画家たちは、これまで青い宝石の代表格であるラピスラズリを顔料として用いていたとされてきました。しかし近年の研究では、より手に入りやすいアズライトを顔料として使うことが多かったことが判明しています。また、古代エジプト王朝では白内障の治療のため、薬として使われていました。

    グラナイトは時間をかけてゆっくり固まっていくため、密度が高く硬い岩石です。そのため耐久性に優れており、昔から石材として、石垣や床などに広く使われてきました。日本では「御影石(みかげいし)」という名で、建材などによく使われています。この名前の由来は、良質なグラナイトを多く生産した兵庫県神戸市東灘区の「御影」という地名です。

    K2アズライトの産地と価値

    山脈
  • K2アズライトの産地、K2とは


    K2とは、パキスタン、インド、中国の国境付近に横たわるカラコルム山脈の中でも最高峰の山です。標高は8,611mで、世界最高峰であるあのエベレストに次ぐ、世界第2位の高さを誇ります。

    K2という頭文字は「Karakoram No.2(カラコルム山脈測量番号2号)」を意味しています。イギリス統治時代、インド測量局のトーマス・ジョージ・モントゴメリーが1856年からカラコルム山脈の測量を始めた際に、標高が高い山々にカラコルムの頭文字「K」を取って、K1、K2、K3、K4、K5…と順番に測量番号を付けていました。その後、これらの山には新たに名前が付けられましたが、K2だけは測量番号がそのまま山の名前として残ったのです。K2は、この地を探検したイギリスの探検家であるヘンリー・ハーバージャム・ゴットウィンオースティンの名前が由来である「ゴットウィンオースティン山」と呼ばれることがあります。ただし、王立地理学会がこの名前を付けることに反対したため、あくまで俗称であり、正式名称ではありません。

    K2は標高が高く、非常に起伏に富んだ地形であるため、人が住むことにはあまり適していません。また、世界一登ることが難しい山とも言われています。これには、
    ・もっとも近い村でさえ、直線距離でおよそ80kmも離れていること
    ・エベレストよりも厳しい気候条件
    ・起伏の激しい地形であるがゆえに雪崩が発生しやすいこと
    ・滑落の危険性が高いこと
    など、複数の条件が絡み合っています。そんな人を寄せ付けない厳しい山であるK2ですが、実際にK2アズライトが採れるのは山岳地帯ではなく、パキスタン側の山の麓にあるスカルドゥという地帯です。
  • K2アズライトの価値


    アズライトとグラナイトが共生することは滅多になく、そのせいもあってK2アズライトはK2でしか採れません。そのため、K2アズライトは希少価値のある天然石です。K2アズライトは灰色と青色がはっきりと濃く、美しく出ているものほど価値が高いとされています。そのような中でも当店では、深い青と灰色のコントラストが美しいK2アズライトを多数取り揃えています。

    K2アズライトのお手入れ

    ”K2アズライトのキューブビーズ"
  • 割れやすいので、取扱いに注意


    K2アズライトにおけるアズライト部分は、傷つきにくさを示す硬度や、割れにくさを示す靭性があまり高くありません。そのため、衝撃に弱く、石同士をぶつけただけでも傷がついたり、割れてしまったりすることがあります。K2アズライトを保管する時は、他の石とぶつからないよう、仕切りのある箱や小袋に入れるなどして、個別に保管すると安全です。また、強くぶつけたり、硬い床に落としたりしないように気をつけてください。超音波洗浄も避けてください。
  • 普段のお手入れは空拭きで


    K2アズライトは水に弱い性質があるので、普段のお手入れは空拭きで結構です。K2アズライトのアクセサリーを身につけた後は、乾いた柔らかい布でサッと空拭きをすると、美しさを長い間保つことができます。
  • 水洗いはなるべく避ける


    K2アズライトは長時間水にさらすと、化学反応を起こして緑がかった色に変わってしまう恐れがあります。そのため、水洗いはなるべく避けてください。
  • 直射日光には当てない


    K2アズライトは、長時間直射日光に当てると退色してしまう恐れがあります。そのため、日光が当たらない場所で保管をする必要があります。

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