エンジェライト

エンジェライトについて

【和名・硬石膏|英語・Angelite|産地・ペルー】

エンジェライトとは大空から舞い降りる天使を連想させる、優しいブルーの色合いが特徴的な天然石です。別名「天使の石、天使を呼び寄せる石」と言われます。当店ではビーズを中心に、カボション(ルース)も販売しております。

    エンジェライトの特徴

    ”エンジェライトのスフィアの販売"
  • エンジェライトとは


    エンジェライトは、1989年頃から市場に出回り始めた天然石です。鉱物名は「アンハイドライト(硬石膏、こうせっこう)」といいます。微量のストロンチウムを含み、ブルーに染まったアンハイドライトをエンジェライトと呼びます。

    優しいブルーが天使が舞い降りてくる空を連想させるためか、ギリシャ語で天使を意味する「angelos」に由来する宝石名が付けられました。アンハイドライトという鉱物名は、成分に結晶水を含まない構造ということから、ギリシャ語で“無水”という意味の「an-hydros」に由来して名付けられました。

    水を全く含まない特徴から「無水石膏(むすいせっこう)」と呼ばれることもあります。また、その色合いと、ジェード(翡翠、ひすい)に似た質感から「ペール・ブルー・ジェード」というフォールスネームで呼ばれることもある天然石です。
  • 石膏と硬石膏


    ジプサム(石膏)とアンハイドライト(硬石膏)は、和名が似ていることから同じ鉱物と思われがちですが、本当は違う鉱物なのです。その違いは、結晶構造と水分を含んでいるか否か。両者は親戚のような関係で、同じ場所に形成されることも多いです。ジプサムは「結晶水」と呼ばれる水分を含んでいますが、200℃以上の高温で熱せられることで水分が完全に抜け、アンハイドライトとなるのです。

    ジプサムは火山の噴気孔の周辺などに形成されます。3つの異なる形状を示すことから、それぞれが別の名前で呼ばれています。たとえば、透明な単結晶は「セレナイト(透石膏、とうせっこう)」と呼ばれます。さらに、繊維状の集合体を「サティンスパー(繻子石膏、しゅすせっこう)」、大理石のような白い微細な結晶の集合体を「アラバスター(雪花石膏、せっかせっこう)」と呼ばれます。

    アンハイドライトがさらに熱せられ、白い粉末状になったものは「焼石膏(しょうせっこう)」と呼ばれ、石膏像の原料などに使われます。
  • エンジェライトの産状


    エンジェライトとなるアンハイドライトは、太古の海や塩湖が干上がって生じた堆積岩層に形成されます。また、火山の噴気孔や、チムニーと呼ばれる海底にある熱水噴出孔の周辺に形成されることもあります。

    水分を全く含まないという特徴のためか、ジプサムに比べるとアンハイドライトは産出量があまり多くありません。そしてエンジェライトは、アンハイドライトがさらにストロンチウムを含むことでブルーに発色するので、より希少価値が上がるのです。

    アンハイドライトは明確な結晶の形を示すことは少なく、多くが塊状で産出します。まれに板状、角柱状の結晶を形成することもあります。また、劈開を強く示すことから、塊が立方体状に割れて、結晶のような形になることもあります。
  • エンジェライト 鉱物データ

項目
和名 硬石膏 こうせっこう
モース硬度 3〜3.5
結晶 斜方晶系
成分 Ca[SO4]
比重 2.90
白、青、淡紫、褐色、灰、ピンク等
一般的なトリートメント等 樹脂含有処理

    エンジェライトの産地

    エンジェライトの産地はペルー
  • 市場に出回るような、良質のエンジェライトが産出することで有名なのはペルーです。他にはスイス、カナダ、アメリカ、イタリアなどでも産出します。当店ではペルー産のエンジェライトを中心に取り扱っております。

    エンジェライトの価値

    エンジェライトのハート型ビーズ
  • エンジェライトの価値


    エンジェライトは、ブルーが鮮やかに発色しており、クラックやインクルージョンの少ない、なめらかな真珠光沢を持つものが価値が高いとされています。当店では、爽やかなブルーが特徴的な、良質なエンジェライトを数多く取り揃えております。
  • グリーンエンジェライト

    グリーンエンジェライトのビーズ

    正確にはエンジェライト(アンハイドライト)ではなくガラスの人工石ですが、エンジェライトによく似た外見のため、こう呼ばれています。シルクのような質感と、包み込まれるような優しいグリーンが特徴的な天然石です。当店では、ロシアで製造されたグリーンエンジェライトを中心に取り扱っております。

    エンジェライトのお手入れ

    ”エンジェライトのバラ型ビーズ"
  • 傷がつかないよう、取扱いに注意


    エンジェライトは傷つきにくさを示すモース硬度が3〜3.5と、あまり硬度が高いとはいえません。したがって、より硬度の高いクォーツやトパーズ、ルビーやサファイアなどと一緒にすると、エンジェライトに傷がついてしまう可能性があります。エンジェライトを保管する時は、他の石とぶつからないよう、仕切りのある箱や小袋に入れるなどして、個別に保管すると安全です。また、エンジェライトは劈開を強く示すため、衝撃にもあまり強い石とはいえません。硬い床に落とさないようにしましょう。
  • 普段のお手入れは空拭きで


    エンジェライトは水にあまり強くない天然石ですので、普段のお手入れは空拭きだけで結構です。エンジェライトのアクセサリーを身につけた後は、乾いた柔らかい布で空拭きすると、エンジェライトの美しさを長い間保つことができます。
  • 汚れが気になる場合は、真水でさっと洗う


    エンジェライトのお手入れは、基本的に空拭きだけで結構ですが、あまりにも皮脂汚れなどが気になる際は真水でさっと洗います。洗った後は水分が残らないよう、乾いた柔らかい布でよく拭き取ってください。
  • 直射日光には当てない


    エンジェライトは長時間直射日光に当てると、含まれる成分が化学反応を起こして退色してしまう恐れがあります。また、日光で熱せられた結果、クラックが入ってしまう可能性もあります。そのため、直射日光が当たらない場所で保管をしてください。保管する際は、蓋つきの容器に入れておくとよいでしょう。

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