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フローライト

フローライトについて

【和名・蛍石(ほたるいし)|英語・Fluorite|主要産地・中国/ナミビア】

グリーン、ブルー、パープル、イエローなどカラーバリエーション豊かな天然石です。ピンクフローライトエンジェルフェザーフローライトは採掘量が少ない希少な存在です。硬度が低いため取り扱いには注意が必要です。当店ではビーズ、カボション(ルース)、ペンダントトップ、ブレスレット等を販売しております。


    フローライトの特徴

    ”フローライトの通販、パワーストーンの仕入れ用卸問屋"
  • フローライトの名前の由来


    フローライトの名前の由来は、ラテン語で「流れる」を意味する「fluere」です。これは、フローライトには金属を溶かす性質があり、かつては金属の精錬をするための融剤として使われていたことによります。

    和名の「蛍石」は、加熱した時の反応に由来しています。フローライトを加熱すると、パチパチと乾いた音を立てて、光りながら弾け飛びます。この時の光が蛍が飛び交うように見えるため「蛍石」という名前が付けられたのです。

    フローライトは加熱したり、紫外線を当てたりすることで光るため、このような光の現象を「蛍光(フルオレッセンス)」と呼ぶようになりました。なお、全てのフローライトが紫外線を当てると蛍光するわけではなく、希土類元素(レアアース)を含むイギリス産や中国産のフローライトに限られます。
  • フローライトの産状


    フローライトはフッ素とカルシウムからなるハロゲン化鉱物で、さまざまな場所に産出します。結晶の形にも多くのバリエーションがあり、サイコロのような正方形、正八面体、球状、塊状になります。透明感があり、美しい結晶を作っているものは、鉱物標本としても人気です。クォーツやパイライトなど、さまざまな鉱物を共生鉱物として伴うこともあり、その組み合わせによって無限ともいえるバリエーションの美しさが生まれます。

    フローライトは微量の元素を不純物として含むことで、さまざまな色になることでも有名です。特にピンク色は希少性が高く、中国・内モンゴル自治区やフランス・モンブランで産出するピンクフローライトは高い価値を誇っています。

    個体によっては、色の筋が帯状に入っている「ゾーニング」が見えるものもあり、色調が全く異なるゾーニングを持つフローライトはコレクターの間でも高い人気を誇っています。有名なものでは「ブルージョン(「青黄色」という意味)」と呼ばれる、紫色の中に青や黄色の鮮やかなゾーニングが入っているものが人気です。
  • フローライト 鉱物データ

項目
和名 蛍石 ほたるいし
モース硬度 4
結晶 等軸晶系
成分 CaF2
比重 3.18
無色、緑、青、紫、黄、ピンク等
一般的なトリートメント等 一部、オイル含浸処理

    フローライトの歴史と産地

    フローライトの価格と販売、フローライトの産地
  • フローライトの歴史


    フローライトは太古の時代から人々に知られていた天然石でした。たとえば、古代エジプト時代には彫刻用の石として用いられており、復活の象徴として崇められていたスカラベが彫られたフローライトも発見されています。

    また、古代ローマ時代にはグラスや陶器の形に研磨されたものが広く用いられていました。近代のアール・デコの時代になると、ルネ・ラリックやルイス・ティファニーのような有名なガラス職人たちの手によって、フローライトを用いた芸術品が生み出されました。

    さらに、フローライトは薬としても用いられていました。中国では現代でも、「紫石英(しせきえい)」という名前で漢方薬として用いられています。

    フローライトは19世紀には望遠鏡のレンズにも使われており、現代でも、望遠鏡や写真レンズなどの「蛍石レンズ」として利用されています。純度の高いフローライトの結晶は紫外線から可視光線、赤外線までの幅広い光を透過するため、レンズとしてうってつけなのです。天然のフローライトは結晶が小さく産出量も限られているため、人工的に大型のフローライトを合成する技術の研究が進められています。
  • フローライトの産地


    天然石アクセサリーに使われるような上質なフローライトが産出することで有名なのは中国やナミビアです。他にはモンゴル、アメリカ、イギリス、ドイツなどでも産出します。日本でも各地で産出しています。当店では中国産、ナミビア産、モンゴル産のフローライトを中心に上質なフローライトを数多く取り揃えております。

    フローライトの価値

    フローライトのルースとビーズ、天然石の卸売
  • フローライトの価値


    フローライトは色鮮やかに発色し、クラックやインクルージョンが少ないものが高い価値を持つとされています。特にピンク色は珍しく、中国・内モンゴル自治区やフランス・モンブランで産出するピンクフローライトは高い価値を持っています。

    カラーバリエーションが多く透明感があるため、人気が高い天然石ですが、比較的柔らかい部類に入るため、丁寧に取り扱ってあげる必要があります。当店でもカラーバリエーション豊かなフローライトを多数取り扱っています。
  • エンジェルフェザーフローライト

    エンジェルフェザーフローライトのビーズとブレスレット、天然石の卸売

    フローライトに天使の羽のような白いインクルージョンが入ったものを「エンジェルフェザーフローライト」と呼びます。白いインクルージョンの正体には諸説あり、ゼオライト、アラゴナイト、クォーツなどが有力な説です。天使のような清らかさから、パワーストーンとしても高い人気を誇ります。
  • フローライトインクォーツ

    フローライトインクォーツのビーズとブレスレット、天然石の卸売

    クォーツの中にフローライトがインクルージョンとして入ったものを「フローライトインクォーツ」と呼びます。フローライトが他の鉱物のインクルージョンになることは珍しく、希少な天然石です。中のフローライトがきちんとした結晶の形を保っているほど高い価値を持つようになります。

    フローライトのお手入れ

    ”フローライトのビーズとブレスレット、天然石の通販”
  • 傷がつかないよう、取扱いに注意


    フローライトは傷つきにくさを示すモース硬度が4と、柔らかい天然石です。より硬度の高いクォーツやトパーズ、ルビー、サファイアなどと一緒にすると、フローライトに傷がついてしまう可能性があります。フローライトを保管する時は、他の石とぶつからないよう、仕切りのある箱や小袋に入れるなどして、個別に保管すると安全です。また、硬い地面に落としてぶつけてしまわないよう気をつけてください。
  • 普段のお手入れは空拭きで


    フローライトは汗や水分に弱い天然石ですので、普段のお手入れは空拭きで結構です。フローライトのアクセサリーを身につけた後は、乾いた柔らかい布で空拭きをすると、フローライトの美しさを長い間保つことができます。
  • 直射日光には当てない


    フローライトは長時間、直射日光に当てると退色してしまう恐れがあります。そのため、直射日光が当たらない場所で保管をしてください。保管する際は、蓋つきの容器に入れておくとよいでしょう。

フローライトの販売商品

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