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フォスフォシデライト
フォスフォシデライトについて
【和名・斜燐鉄鉱|英語・Phosphosiderite|産地・ペルー】
フォスフォシデライトは鮮やかなパープルカラーが美しい天然石です。脆く吸水性のある原石のため、含侵処理されることが通常です。当店ではビーズ、カボション(ルース)、ペンダントトップ、ブレスレット等を販売しております。
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フォスフォシデライトとは
フォスフォシデライトとは、バリサイト(バリシア石)グループの一種にあたる天然石です。バリサイトの中のアルミニウムイオンが鉄イオンと置き換わったもので、鮮やかな紫色が特徴です。
名前の由来は、ギリシャ語で燐を意味する「phospho」と鉄を意味する「sideros」です。ギリシャ語で光を意味する「phos」と運ぶものを意味する「phoros」を合わせ「光を運ぶ使者」であるとする説もありますが、これはフォスフォシデライトに含まれる燐そのものの語源にあたります。
フォスフォシデライトと化学式は同じですが原子配列が異なる鉱物にストレンジャイト(鱗鉄鉱)があります。その特徴から「メタストレング石」と呼ばれることもあります。
フォスフォシデライトは特定の方向に割れやすい「劈開(へきかい)」を強く示すため、衝撃にあまり強くないことも特徴の天然石です。
フォスフォシデライトの特徴
フォスフォシデライト 鉱物データ
項目 | |
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和名 | 斜燐鉄鉱 しゃりんてっこう |
モース硬度 | 3.5〜4 |
結晶 | 斜方晶系 |
成分 | Fe3PO42H2O |
比重 | 2.5 |
色 | 紫 |
一般的なトリートメント等 | なし |
- 上質なフォスフォシデライトが産出することで有名なのはペルーです。他にはアメリカ、ドイツ、マダガスカルなどでも産出します。当店ではペルー産のフォスフォシデライトを中心に取り扱っています。
フォスフォシデライトの産地
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フォスフォシデライトは紫色の発色が鮮やかで色ムラが少なく、クラックやインクルージョンの少ないものが高い価値を持つとされています。また、落ち着いた紫色から、パワーストーンとしても人気が高い天然石です。
柔らかく取り扱いに気をつける必要があるため、流通量はあまり多くないレアストーンですが、天然石の中では比較的安価に手に入ることが魅力です。当店でも上質なフォスフォシデライトを、お求めやすい価格で取り揃えております。
フォスフォシデライトの価値
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傷がつかないよう、取扱いに注意
フォスフォシデライトは傷つきにくさを示すモース硬度が3.5から4と、比較的柔らかい天然石です。そのため、より硬度の高いクォーツやトパーズ、ルビーやサファイアなどと一緒にすると、表面に傷がついてしまう場合があります。フォスフォシデライトを保管する時は、他の石とぶつからないよう、仕切りのある箱や小袋に入れるなどして、個別に保管すると安全です。また、劈開を強く示すため、硬い地面に落としてぶつけたりしないようにしましょう。 -
普段のお手入れは空拭きで
フォスフォシデライトは汗や水分に弱い天然石ですので、普段から空拭きでお手入れするとよいでしょう。フォスフォシデライトのアクセサリーを身につけた後は、乾いた柔らかい布で空拭きをすると、フォスフォシデライトの美しさを長い間保つことができます。 -
直射日光には当てない
フォスフォシデライトは長時間、直射日光に当てると退色してしまう恐れがあります。そのため、直射日光が当たらない場所で保管をしてください。保管する際は、蓋つきの容器に入れておくとよいでしょう。
フォスフォシデライトのお手入れ
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