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モンテブラサイト
アンブリゴナイト
モンテブラサイト・アンブリゴナイトについて
【和名−|英語・Montebrasite|産地・フランス/ブラジル】
モンテブラサイトはレアストーンの中のレアストーンといわれる天然石です。流通量が少なく、実物を目にする機会がほとんどない希少な宝石です。当店ではルース、ペンダントを販売しております。
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モンテブラサイト(アンブリゴナイト)とは
モンテブラサイト(またはアンブリゴナイト)とは、リン酸塩鉱物の一種です。透明度の高い宝石質の原石が少なく、また小さな結晶しか産出しないことから、レアストーン中のレアストーンとしてその名が知られています。
モンテブラサイトの名前は、フランス・クルーズのモンテブラ採石場で発見されたことに由来します。また、アンブリゴナイトの名前は、ギリシャ語で「鈍い」を意味する「amblus」と「角度」を意味する「gonia」から名付けられました。これは、アンブリゴナイトの結晶の形や性質に由来しています。
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モンテブラサイトとアンブリゴナイトの違い
モンテブラサイトとアンブリゴナイトは、それぞれ成分がほとんど同じですが含有量がやや異なる鉱物です。フッ素の多い「Fタイプ」と呼ばれる方がモンテブラサイト、水酸基の多い「OHタイプ」と呼ばれる方がアンブリゴナイトです。
このようなFタイプとOHタイプという分け方は、他の天然石ですとトパーズが挙げられます。
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モンテブラサイトの産状
モンテブラサイトはリチウムに富む花崗岩ペグマタイト(大きな結晶からなる火成岩の一種)から、他のリチウムケイ酸塩鉱物とともに産出します。ペグマタイトのほか、錫の気成鉱床(揮発性の成分と岩石が反応してできた鉱床)から産出することもあります。短柱状の結晶を形成することもありますが、基本的には塊状で産出します。
モンテブラサイトの特徴
モンテブラサイト 鉱物データ
項目 | |
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和名 | - |
モース硬度 | 5.5〜6 |
結晶 | 三斜晶系 |
成分 | (Li,Na)Al(PO4)(OH,F) |
比重 | 3.1 |
色 | 無色、白、水色、黄、淡紫 |
一般的なトリートメント等 | なし |
- モンテブラサイトの産出地は限られていますが、中でもフランスとブラジルが数少ない宝石質のモンテブラサイトを産出することで有名な産地です。日本でも、茨城県の妙見山で微量のモンテブラサイトが産出したという記録が残っています。当店ではフランス産、ブラジル産のモンテブラサイトを中心に取り扱っています。
モンテブラサイトの産地
- モンテブラサイトは宝石質の原石の流通量が非常に少なく、希少石として有名です。当店でも取り扱うタイミングに限りがございますので、モンテブラサイトを入手したい場合は新着情報をこまめにチェックしていただくことをおすすめいたします。
モンテブラサイトの価値
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傷がつかないよう、取扱いに注意
モンテブラサイトは傷つきにくさを示すモース硬度が5.5から6と、比較的柔らかい石です。そのため、より硬度の高いクォーツやトパーズ、ルビーやサファイアなどと一緒にすると、モンテブラサイトに傷がついてしまう可能性があります。モンテブラサイトを保管する時は、他の石とぶつからないよう、仕切りのある箱や小袋に入れるなどして、個別に保管すると安全です。 -
普段のお手入れは空拭きで
モンテブラサイトは柔らかい石ですので、普段のお手入れは空拭きで結構です。モンテブラサイトのアクセサリーを身につけた後は、乾いた柔らかい布で空拭きをすると、モンテブラサイトの美しさを長い間保つことができます。 -
直射日光には当てない
モンテブラサイトは長時間、直射日光に当てると退色してしまう恐れがあります。そのため、直射日光が当たらない場所で保管をしてください。保管する際は、蓋つきの容器に入れておくとよいでしょう。
モンテブラサイトのお手入れ
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