トパーズ

トパーズについて

【和名・黄玉|英語・ Topaz|産地・ブラジル等】

トパーズ、11月の誕生石、宝石としても有名な天然石です。ホワイトトパーズを照射処理によりブルーにしたブルートパーズや、天然色のインペリアルトパーズブラウントパーズ、コーティングによるピンクトパーズミスティックトパーズなど様々なバリエーションがあります。当店ではビーズ、カボション(ルース)、ペンダントトップ、ブレスレット等を販売しております。

トパーズとは?

    トパーズの原石の写真

    トパーズとは

  • トパーズは、水晶より少し硬度の高い鉱物です。透明度が高いものほど珍重され、照射処理(エンハンスメント)によって色を変えたものも広く流通しています。ここでは、トパーズの特徴を詳しく解説していきます。
  • トパーズはケイ酸塩鉱物の一種


    トパーズは、ケイ酸塩鉱物です。同じグループに水晶がありますが水晶に比べてトパーズの原石ははるかに小さいサイズで採掘されます。ケイ酸塩鉱物は世界中に鉱脈があり、採掘も盛んです。しかし、トパーズが採掘される鉱脈は限られています。
    トパーズの語源には複数の説があり、そのひとつがギリシア語の「トパソズ(探し求める)」というものです。これは、トパーズの産地とされていたザバルガート島の周辺が常に霧に包まれており、探すのが困難だったという伝説に由来しています。しかし、その島で採掘できるのはペリドットであり、古代ではペリドットとトパーズが混同されていたようです。
  • トパーズは11月の誕生石


    トパーズは、シトリンと共に11月の誕生石になっています。トパーズはさまざまな色彩を持つ石であり、透明感のあるオレンジ色のもの(インペリアルトパーズ)もあります。シトリンも最高級なものは、それに似たオレンジの色味をもっています。
  • トパーズの和名は黄玉、淡褐色から透明まで多彩な色彩を持つ


    トパーズはフッ素やアルミニウムを含んでおり、その量や割合によって色彩が変ります。宝石や天然石として流通しているトパーズは、OHタイプとFタイプという2つに分類されています。
    OHは水酸基、Fはフッ素を指し、どちらを多く含んでいるかでタイプが変るのです。ちなみに、OHタイプの方が屈折率は高くなります。
    このOHタイプのトパーズの中で最も珍重されるのが、透明感のあるオレンジ色〜赤褐色をした「インペリアルトパーズ」です。なお、天然色のトパーズは無色から黄色、淡いオレンジなどの赤系の色合いが多いため、トパーズの和名を「黄玉」といいます。
  • トパーズは照射処理(エンハンスメント)をして色を変えることができる


    トパーズは照射処理(エンハンスメント)を行うと、色を変えることができます。Fタイプの無色や淡いブルーのトパーズにエンハンスメントを行うと、鮮やかな青色になります。FタイプのトパーズはOHタイプに比べると産出量が多いので、その大半が照射処理されてブルートパーズとして流通します。なお、淡いブルーのトパーズには天然色のものもありますが、濃いブルーのトパーズはほぼすべて照射処理が施されています。
    また、トパーズに施される処理には、物理気相成長法(PVD)によるコーティングもあります。最高級のホワイトトパーズにPVDを施すと虹色の蚊が役を放つミスティックトパーズが生まれます。ミスティックトパーズは1998年に作られ、2000年代以降、人気が高まっていきました。
  • トパーズ 鉱物データ

項目
和名 黄玉 おうぎょく
モース硬度 8
結晶 斜方晶系
成分 Al2(F,OH)2SiO4
比重 3.50〜3.57
イエロー オレンジ ブラウン ピンク レッド ブルー ライトグリーン
一般的なトリートメント等 熱処理、照射処理、表面コーティング

    トパーズの歴史

    トパーズの描かれた切手の写真"

    ウラル山脈とロシアの古切手に描かれたトパーズ


  • トパーズは紀元前から採掘が行われてきた石です。ここでは、トパーズの歴史を簡単に解説します。

  • トパーズの採掘は紀元前から


    トパーズの採掘は、紀元前から行われてきました。古代エジプトでは、トパーズは太陽神ラーの化身と考えられてきました。古代ギリシャでもお守りとして用いられたと伝わっています。
  • トパーズはいろいろな宝石と混同されてきた


    最も古いトパーズの採掘地である「トパジオス島」(現ザバルガート島)では、実際に採掘されていたのはペリドットでした。トパーズはさまざまな色合いを持つ石なので、ほかの宝石と混同されてきました。また、ほかの宝石がトパーズとして流通していた例も珍しくありません。
  • トパーズは十九世紀のロシアでは主要な産物だった


    19世紀になると、トパーズの主要な採掘場はウラル山脈の鉱脈になります。インペリアルトパーズもウラル山脈の鉱脈から採掘され、皇族だけが所有権を持っていました。ウラル山脈からは現在もトパーズが採掘されていますが、主要な採掘場所はブラジルに移っています。

    トパーズの産地

  • トパーズは世界中に鉱脈があり、ごく少量ですが日本でもトパーズは採掘されています。トパーズは水晶と同じ鉱石のグループなので、水晶の鉱脈がある場所でトパーズも採掘されていました。現在は岐阜県恵那地方、滋賀県大津市などで少量が産出されています。ここでは、世界中のトパーズの山地について解説します。
  • 現在、トパーズの最大の産地はブラジル

    現在、トパーズの最大の採掘地はブラジルです。ブラジル南部にあるリオグランデドスル州や、ミナスジェライス州にはトパーズをはじめとする宝石に加工可能な鉱物が採掘できる鉱山が豊富にあります。ブラジルではほぼすべてのトパーズが採掘されていますが、なかでも有名なものはインペリアルトパーズです。インペリアルトパーズは元々ロシアの鉱山で採掘されていましたが19世紀末にはロシアにおける採掘量が減り、ブラジル産のインペリアルトパーズをロシアに輸送して加工することが多くなっていました。現在、流通しているトパーズのほとんどがブラジル産です。

  • トパーズはヨーロッパやアフリカでも採掘されている

    ブラジル以外でも、トパーズはヨーロッパ・アメリカ・アジア・アフリカと世界中で採掘されています。しかし、産出量はさほど多くなく、そのほとんどは照射処理が施されてブルートパーズなどに加工されます。

トパーズの産地がわかる世界地図

    トパーズの種類

  • ここでは、トパーズの代表的な種類を解説します。一口にトパーズといってもさまざまな種類があります。
  • インペリアルトパーズ

    ”インペリアルトパーズ"

    インペリアルトパーズは、ブラジルで産出されるOHタイプのトパーズです。色は黄色・オレンジ色・ブラウンなどがあります。かつてロシアの皇帝や皇后の宝飾品として使われることが多かったので、この名がつきました。現在はトパーズの中で最も人気が高いもののひとつです。

  • ホワイトトパーズ

    ”ホワイトトパーズ"

    ホワイトトパーズはカラーレストパーズともいわれる無色透明のトパーズです。無色のまま宝飾品に使われることもありますが、照射処理や物理気相成長法(PVD)を行なって色合いを変えることでたくさんのバリエーションが生まれます。

  • 照射処理をしたトパーズ


    照射処理をしたトパーズは美しい青色になります。青みの違いで名前が変ります。淡いブルーのトパーズは天然物も採掘されますが、その産出量はわずかです。1970年代に照射処理の技術が開発されると、ブルーのトパーズが一気に市場に出回るようになり、人気も高まり現在に至ります。

  • ロンドンブルートパーズ

    ”ロンドンブルートパーズ"

    ロンドンブルートパーズは、最も青みが深いトパーズです。深い海の色を思わせる濃紺色から、灰色がかった青色のものまであります。落ち着いたブルーの色合いはブルートパーズの中でも高い人気をほこります。

  • スイスブルートパーズ

    ”スイスブルートパーズ"

    スイスブルートパーズは、ロンドンブルートパーズよりも明るく鮮やかなブルーの色合いが特徴です。南洋の海を思わせる透明感のあるブルー色です。

  • スカイブルートパーズ

    ”スカイブルートパーズ"

    スカイブルートパーズは最も青色が淡く、透明度の高いトパーズです。種類も豊富で当店も人気の高い天然石です。

  • コーティングをしたトパーズ


  • ピンクトパーズ

    ”ピンクトパーズ"

    色のついた薄い被膜を石にコーティングさせているトパーズの代表がピンクトパーズです。天然色のものありますがとても希少です。またオレンジのトパーズを加熱によりピンクに変色させたピンクトパーズも存在します。当店で取り扱っているピンクトパーズは、ホワイトトパーズにコーティングを施したものです。
    ブルートパーズのペンダント

    トパーズのお手入れ方法

  • ここでは、トパーズのお手入れ方法や注意点について解説します。
  • 加工されているので乱暴な扱いはしない


    トパーズの多くは照射処理などの処理加工が行われています。通常使用には全く問題ありませんがモース硬度が6と高くはないなので、乱暴に扱わないようにしましょう。モース硬度の高い石と一緒にしておくとぶつかり合って壊れてしまうことがあります。

  • 汚れが取れない場合は中性洗剤であらう


    トパーズが皮脂などで汚れた場合は、中性洗剤で優しく洗ってください。超音波洗浄機などを使うとひびが入ったり壊れてしまったりすることがあります。また、洗った後はしっかりと水気を拭き取りましょう。ただし、ピンクトパーズやミスティックトパーズなどコーティングが施されているものはゴシゴシ洗うとコーティングが剝がれてしまいます。

  • 長時間、紫外線にさらさない


    ブルートパーズやピンクトパーズなどは、加工をして色を出している石が大半です。長時間紫外線に晒されると退色してしまう可能性があります。トパーズを保管する際は、直射日光に当たらないようにして保管することが望ましいです。

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