アズライト 
アズマラカイト

アズライト・アズルマラカイト・アズライトマラカイトについて

【和名・藍銅鉱|英語・Azurite|産地・ペルー等】

藍青色のアズライト「藍銅鉱」(らんどうこう)と、緑色のマラカイト「孔雀石」(くじゃくいし)が混合した石です。模造石(圧着して製作した石)も流通していますが、当店で取り扱いのものはすべて天然です。当店ではビーズを中心に、カボション(ルース)も販売しております。

    アズライト(アズライトマラカイト)の特徴

    アズライトマラカイトのビーズ
  • アズライトマラカイトとは


    アズライトマラカイトとは、「アズライト」と「マラカイト」、2つの鉱物が共存している希少な天然石です。別名を「アズルマラカイト」とも呼びます。
  • アズライト、マラカイトの名前の由来


    アズライトの名前の由来は、ペルシャ語で青い色を意味する「lazward」です。フランスのリオンにあるシェシー鉱山で産出されたことから「シェシライト」という別名もあります。銅を含み、藍色をしていることから、和名は「藍銅鉱(らんどうこう)」と呼ばれます。

    マラカイトの名前の由来は、アオイ科の植物であるゼニアオイの葉の色に似ていたことから、ギリシャ語でゼニアオイを意味する「Malache」という説があります。他にも、硬度が低く柔らかい石であることから、同じくギリシャ語で柔らかいという意味の「Malakos」を由来とする説もあります。割ると、孔雀の羽のような美しい緑の縞模様が見られることから、和名は「孔雀石(くじゃくいし)」と呼ばれます。
  • アズライトマラカイトの産状


    アズライトは、銅の鉱床の酸化帯の上部に、銅が生成される過程で二次的に生み出される鉱物です。炭酸イオンを溶かし込んだ水が、銅の鉱物に接触して反応することにより生成されます。アズライトは単体だと、柱や板の形、または葉のような形の結晶を作ります。対して、マラカイトは単体だと、モコモコとした雲のような形や、小さな結晶が集まった形になります。そして、アズライトとマラカイトの両方が共存していると、結晶の形の定まっていない塊状になるのです。
  • アズライトとマラカイトはいとこ同士


    アズライトとマラカイトは、いとこのような関係性を持っています。アズライトの成分であるCO3(炭酸)は、水分に触れると抜けてしまいます。すると、化学変化を起こしてマラカイトになるのです。つまり、アズライトが化学変化でマラカイトに変わっている途中のものが、アズライトマラカイトなのです。化学反応によるマラカイト化を防ぐため、ほとんどのアズライトは、色が変わらないように樹脂などでコーティングされています。

  • アズライト 鉱物データ

    項目
    和名 藍銅鉱 らんどうこう
    モース硬度 4
    結晶 単斜晶系
    成分 Cu3(CO3)2(OH)2
    比重 3.8
    一般的なトリートメント等 樹脂含浸処理

    マラカイト 鉱物データ

    項目
    和名 孔雀石 くじゃくいし
    モース硬度 3.5〜4
    結晶 単斜晶系
    成分 Cu2(CO3)(OH)2
    比重 4.1
    一般的なトリートメント等 樹脂含浸処理

    アズライト(アズライトマラカイト)の歴史と価値

    顔料として利用されたアズライトマラカイトのイメージ
  • アズライト、マラカイトの歴史


    アズライト、マラカイトともに、顔料として古くから使われてきました。「アズライトとマラカイトはいとこ同士」で述べたように、マラカイトはアズライトが化学変化を起こして生まれるものです。そのため、アズライトで描いた空の絵が、時間が経つにつれてアズライトがマラカイトに変化し、緑色に変わってしまう場合もあったようです。美しい緑色から、日本ではアズライトは「岩群青(いわぐんじょう)」、マラカイトは「岩緑青(いわろくしょう)」と呼ばれる岩絵の具として珍重されてきました。奈良県高市郡明日香村の高松塚古墳に描かれた壁画には、アズライトとマラカイトが顔料として使われています。

    顔料以外の用途としては、アズライトは古代エジプト王朝では白内障の治療のため、薬として使われていました。また、紀元前4000年にはすでに発見されていたマラカイトは、火にくべるとこの石から金属が流れ出ることから、古代の人々は冶金(やきん。鉱石から金属を精製したり、合金を作ったりする技術)を編み出しました。このようにアズライト、マラカイトは、人々の生活のさまざまな分野に関わってきた石なのです。
  • アズライト、アズライトマラカイトの価値


    アズライトやアズライトマラカイトは、色がはっきりと濃く、美しく出ているものほど価値が高くなります。当店では深い青が美しいアズライト、まるで地球を小さくしたかのような、青と緑のコントラストが特徴的なアズライトマラカイトを多く取り揃えております。

    アズライト(アズライトマラカイト)の産地

    アズライトマラカイトの産地のイメージ
  • アズライトやアズライトマラカイトは、主にペルーや中国で産出します。他にはアメリカ、ナミビア、メキシコ、南アフリカ、タンザニア、ロシアなども有名な産地です。 中でも、アメリカのアリゾナ州では美しいアズライト、アズライトマラカイトが産出します。当店では、ペルーや中国で採れた宝石質のアズライトやアズライトマラカイトをメインに取り揃えております。

    アズライト(アズライトマラカイト)のお手入れ

    アズライトのカボション
  • 割れやすいので、取扱いに注意


    アズライトやアズライトマラカイトは、傷つきにくさを示す硬度や、割れにくさを示す靭性があまり高くありません。そのため、衝撃に弱く、石同士をぶつけただけでも割れてしまうことがあります。アズライトやアズライトマラカイトを保管する時は、他の石とぶつからないよう、仕切りのある箱や小袋に入れるなどして、個別に保管すると安全です。また、強くぶつけたり、硬い床に落としたりしないように気をつけてください。超音波洗浄も避けてください。
  • 普段のお手入れは空拭きで


    アズライトやアズライトマラカイトはほとんどが劣化しないように樹脂でコーティングされています。そのため、普段のお手入れは空拭きで結構です。アズライトやアズライトマラカイトのアクセサリーを身につけた後は、乾いた布で空拭きをすると、美しさを長い間保つことができます。
  • 水洗いはなるべく避ける


    アズライトやアズライトマラカイトは、長時間水にさらすと、アズライト部分が化学反応を起こして色が変わってしまう恐れがあります。そのため、水洗いはなるべく避けてください。
  • 直射日光には当てない


    アズライトやアズライトマラカイトは長時間直射日光に当てると退色してしまう恐れがあります。そのため、日光が当たらない場所で保管をする必要があります。

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