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シュンガイト
シュンガイトについて
【和名・シュンガ石(しゅんがせき)|英語・Shungite|産地・ロシア】
シュンガイトとはフラーレンといわれる特殊な原子構成を含むパワーストーンとしても人気の高い天然石、流通ルートが限定される希少石です。当店ではラウンドビーズ、タンブル等を販売しております。-
シュンガイトとは
シュンガイトとは、炭素からなり、特殊な元素構成「フラーレン」を含んだ希少な天然石です。名前の由来は、1992年にロシアのカレリア共和国にある「シュンガ」で発見されたことです。
シュンガイトは約20億年前のプランクトンなどが化石化したものと考えられていますが、生成過程がはっきりとは判明していないため、鉱物としては認められていません。また、隕石のように結晶構造を持たない非晶質であるため、隕石であるという説もあります。
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フラーレン
フラーレンとは、多数の炭素原子によって構成されるクラスターです。同じく炭素で構成されるダイヤモンド(金剛石)やグラファイト(石墨)と異なり、数十個の炭素原子からなる構造を1単位とする同素体です。
名前の由来はアメリカの建築家バックミンスター・フラーです。彼が建築した「ジオデシック・ドーム」に形状が似ていることから名付けられました。
最初に発見されたのは、60個の炭素原子からなるサッカーボール状の構造をした「C60フラーレン」です。「バックミンスターフラーレン」や「バッキーボール」と呼ばれることもあります。
1990年には、ドイツでアーク放電によりフラーレンを大量に合成する方法が発見され、フラーレン研究が進展するきっかけになりました。それ以降も、炭化水素を燃焼させたり、プラズマで分解したりと、さまざまな方法が開発されています。さらに2000年代に入り、燃焼法による大量生産も行われるようになりました。
また、フラーレンを高温高圧下に置くと、ダイヤモンドのおよそ3倍の硬度を誇る「ハイパーダイヤモンド」になります。
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さまざまな名前で呼ばれるシュンガイト
シュンガイトには、30%の炭素を含んだ光沢のないものと、90から100%の炭素を含んだ光沢のあるものが存在します。後者は「エリートシュンガイト」「ノーブルシュンガイト」と呼ばれます。
また、エレクトロニクス系の精密電子機器や企業利用を目的とし、高純度化処理と呼ばれる処理を施されたシュンガイトは「エレクトロシュンガイト」と呼ばれます。
シュンガイトの特徴
シュンガイト 鉱物データ
項目 | |
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和名 | シュンガ石 しゅんがせき |
モース硬度 | 3.5〜4 |
結晶 | 非晶質 |
成分 | C |
比重 | 1.98 |
色 | 黒 |
一般的なトリートメント等 | 一部、高純度化処理 |
- シュンガイトは現在、ロシアのカレリア共和国でしか産出していない、とても貴重な天然石です。当店でも、ロシア産の上質なシュンガイトを取り扱っています。
シュンガイトの産地
- シュンガイトは炭素由来の美しい黒をしており、独特の艶があり、クラックの少ないものが高い価値を持つとされています。当店でも、黒く艶のある、上質なシュンガイトを取り揃えています。
シュンガイトの価値
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傷がつかないよう、取扱いに注意
シュンガイトは傷つきにくさを示すモース硬度が3.5から4と、比較的柔らかい天然石です。そのため、より硬度の高いクォーツやトパーズ、ルビーやサファイアなどと一緒にすると、シュンガイトに傷がついてしまう可能性があります。シュンガイトを保管する時は、他の石とぶつからないよう、仕切りのある箱や小袋に入れるなどして、個別に保管すると安全です。 -
普段のお手入れは空拭きで
シュンガイトは劣化しにくい石ですので、普段のお手入れは空拭きで結構です。シュンガイトのアクセサリーを身につけた後は、乾いた柔らかい布で空拭きをすると、シュンガイトの美しさを長い間保つことができます。 -
汚れが気になる場合は、中性洗剤で洗う
シュンガイトは水に強い特徴があるので、水洗いが可能です。皮脂汚れなどが気になる際は、中性洗剤を垂らしたぬるま湯でもみ洗いをします。汚れが落ちたら、洗剤が残らないように水でしっかりとすすぎます。すすいだ後は、乾いた布で水気をよく拭き取ります。 -
直射日光には当てない
シュンガイトは長時間直射日光に当てると劣化してしまう恐れがあります。そのため、直射日光が当たらない場所で保管をしてください。保管する際は、蓋つきの容器に入れておくとよいでしょう。
シュンガイトのお手入れ
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