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ガーネット

ガーネットについて

【和名・柘榴石(ざくろいし) | 英語・Garnet|産地・モザンビーク/インド/中国等】

ガーネットは1月の誕生石として有名な天然石です。ガーネットというと一般的には鮮やかで深い赤色のものをイメージしますが、グリーンのもの、オレンジのものなどカラーバリエーションも豊かです。当店ではビーズを中心に、カボション(ルース)、ペンダントトップ、ブレスレットも販売しております。

    ガーネットの原石の写真

    ガーネットとは

  • ガーネットは、カルシウム・マグネシウム・鉄などを主成分とするケイ酸塩鉱物のグループです。
    以下に、ガーネットの特徴を紹介します。
  • ガーネットはケイ酸塩鉱物(ネソ珪酸塩鉱物)のグループで和名をざくろ石


    ガーネットは、ケイ酸塩鉱物(ネソ珪酸塩鉱物)のグループです。菱形十二面体や偏方多面体の結晶を持ち、ガラス状の光沢があります。透明度はさまざまで、透明度が低く小さい石は研磨剤などに利用されます。
    和名を「ざくろ石」といいますが、これは原石の形や色が果物のざくろの実に似ていることから名付けられました。
  • ガーネットは1月の誕生石


    ガーネットは、1月の誕生石です。1912年にアメリカで誕生石が定められた際、一番にガーネットが選ばれたという説話があります。また、ガーネットと2月のアメジストだけが単独で誕生石に選ばれています。
  • ガーネットは化学成分により16種類に分けられる


    ガーネットは含有している化学成分により16種類に分けられます。ガーネットは1,000年以上昔から採掘の歴史を持つ石ですが、未だに新種が発見されることもあります。
  • ガーネットとして宝石に分類されるのは6種類


    16種類のガーネットのうち、宝石に加工される種類は6種類です。
    ガーネットは赤色というイメージがありますが、宝石に分類されるガーネットの中には緑色に輝くものもあります。基本的に色がついていて透明度の高い物ほど良質とされます。
  • ガーネット 鉱物データ

項目
和名 柘榴石 ざくろいし
モース硬度 6.5-7.5
結晶 等軸晶系
成分 Fe3Al2(SiO4)3 , Mg3Al2(SiO4)3 など
比重 3.5-4.3
赤 ピンク 紫 緑 黒 黄色 無色 等

    ガーネットの歴史

    ガーネットの歴史
  • ガーネットは紀元前から採掘されてきた古い歴史を持つ宝石です。ここでは、ガーネットと人類の関係を解説します。

  • ガーネットは聖書の中に登場するほど歴史は古い


    ガーネットは旧約聖書の中に登場するほど古くから珍重されてきた石です。大洪水が起きたとき、ノアの箱船の中で灯り代わりにガーネットが使われたという記述があります。ガーネットの語源はラテン語の「granatus(グラナタス)」で、これは種子という意味です。採掘されたガーネットがザクロの種に似ているからこの名がついたという説があります。中世になると騎士や聖職者が「お守り」としてガーネットを持ち歩きました。ガーネットは血を連想させる赤い色をしていたので、持っていると戦争で命を落とさないという伝説が生まれたのです。
  • 18世紀〜19世紀にガーネットの人気は最高潮に達する


    ガーネットの人気が最も高まったのは、18世紀〜19世紀にかけてです。そのころ、アメリカではゴールドラッシュが起こり、採掘された金の一部がヨーロッパに運ばれました。そして、ガーネットとゴールドを組み合わせた装飾品が作られ、大人気となったのです。文学作品の中にも数多く登場し、その中でもシャーロックホームズシリーズの「青いざくろ石」は有名です。しかし、20世紀に入るとルビーなどほかの赤色の宝石の人気が高まり、ガーネット人気は徐々に下火になっていきました。

    ガーネットの産地

  • ガーネットはアジア・ヨーロッパ・アメリカと世界各国で採掘されている宝石です。ここでは、ガーネットの産地について解説します。18世紀まではヨーロッパ各国が採掘の中心でしたが、19世紀になるとアメリカでの産出が盛んになり、20世紀後半になると、アフリカやアジアが採掘の中心とりました。
  • モザンビークが上質なガーネットの産地として名高い

    モザンビークガーネットのペアシェイプ

    モザンビークガーネットのペアシェイプ


    現在、高級なガーネットの産地として名高いのはアフリカのモザンビークです。透明感のある深い赤色をしているのが特徴で、宝石はもちろんのことハンドメイドアクセサリーの材料としても人気があります。

  • ガーネット・アジアの産地

    ヘソナイトガーネットのビーズ

    ヘソナイトのタンブルカット


    アジアではインドとスリランカがガーネットの一大産地です。特にヘソナイトの採掘量が多く、インド・スリランカではお土産物としても人気の9つの宝石のうちの1つにもなっています。ヘソナイトは琥珀にも似た飴色が美しく、幅広い世代に人気があります。スリランカではこのほか、ロードライトガーネットなども産出されています。インドでは、紫色〜青系統のガーネットが多く産出されます。インドは19世紀からガーネットの産出が盛んになり、ヨーロッパにも多く輸出されました。

  • アフリカ

    カラーチェンジガーネット

    マダガスカル産カラーチェンジガーネットのルース


    アフリカはモザンビークのほか、マダガスカル・ナイジェリア・マリ・ケニアなどでガーネットは採掘されています。ケニアは、スペサルタイト(スペルサティン)ガーネットの産地として知られています。マダガスカルはカラーチェンジガーネットの一大産地です。

ガーネットの主要産地がわかる地図
    ガーネットの結晶の画像

    ガーネットのお手入れ方法

  • ここでは、ガーネットの手入れの方法や扱う際の注意点を解説します。
  • ガーネットはモース硬度が高いので扱いやすい


    ガーネットのモース硬度は6.5〜7.5と高めです。そのため、耐久度が高く比較的扱いやすい石です。ただし、真珠などモース硬度の低い石と一緒に保管しておくとぶつかり合った際に、硬度の低い石を破損させる怖れがあります。モース硬度の低い石と一緒に保管するのはさけましょう。

  • 極端な温度変化のある場所での保管を避ける


    極端に温度変化する場所は、石を脆くさせます。たとえば、直射日光が当たりっぱなしの車など、温度変化が極端に場所に置いておかないようにしましょう。特に、夏場のレジャーにつけていく場合は、保管場所に気を配ってください。

  • 汚れが取れない場合は中性洗剤で洗う


    皮脂汚れなどがついた場合は、中性洗剤をつけてぬるま湯で洗いましょう。汚れが取れたら、柔らかい布で水気をしっかり拭き取ります。

ガーネットの販売商品

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