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シリマナイト

シリマナイトについて

【和名・珪線石(けいせんせき)|英語・Sillimanite|産地・インド】

シリマナイトはアンダリュサイトやカイヤナイトと同質異像の関係として有名な天然石です。近年ビーズ加工されるものはほとんどなくなってきてしまいました。独特のキャッツアイ効果が見られるのが特徴です。当店ではビーズ、カボション(ルース)、ペンダントトップ等を販売しております。


    シリマナイトの特徴

    ”シリマナイトのルース"
  • シリマナイトの名前の由来


    シリマナイトの名前の由来は、有名な学術雑誌である『アメリカン・ジャーナル・オブ・サイエンス』を創刊した、エール大学の化学者のベンジャミン・シリマンです。和名の「珪線石(けいせんせき)」は、ケイ素を含んでいることと、繊維状の結晶になることが多いことから名付けられました。
  • シリマナイトの産状


    シリマナイトは結晶片岩や花崗片麻岩の中に形成されることが主で、針状の結晶が平行に集合し、繊維状に結晶することが多い鉱物です。他にはスカルン、ホルンフェルス、ペグマタイトなど、さまざまな場所で産出するとても一般的な鉱物なのです。

    特に、繊維状になっているシリマナイトは、ファイバー状の構造から「ファイブロライト」と呼ばれることもあります。

    アンダルサイト(紅柱石、こうちゅうせき)とカイヤナイト(藍晶石、らんしょうせき)とは、同じ成分でありながら結晶構造が異なる「同質異像」の関係にあります。

    それぞれ別の鉱物になる秘密は、温度と圧力にあります。シリマナイトは約800℃以上の高温、アンダルサイトやカイヤナイトはそれ以下の温度で形成されます。特にアンダルサイトは低圧、カイヤナイトは高圧下でのみ形成されるのです。

    このように、温度と圧力によってできる鉱物が変わるので、これらが含まれる岩石が、地下でどのような状態を経て生まれたのかを知ることができる貴重な資料となります。

    また、シリマナイトは共生鉱物としてコランダム(鋼玉、こうぎょく)、カイヤナイト、アイオライト(天青石、てんせいせき)などを伴うことがあります。
  • シリマナイトのキャッツアイ効果


    シリマナイトは、内部に発達した繊維状の組織が光を反射し、一筋の光が浮かび上がることがあります。これを猫の目に見立てて「キャッツアイ効果」や「シャトヤンシー効果」などと呼びます。

    同じキャッツアイ効果を示すことが多い天然石にはクリソベリルがあり、時にはシリマナイトキャッツアイがクリソベリルキャッツアイと混同されることもありました。
  • 工業用に使われるシリマナイト


    高温下で生成されるシリマナイトは耐熱性が高く、また繊維状の構造をしているため、不燃材や断熱材、車のスパークプラグなどの高温度用のセラミックを作る時に用いられることがあります。
  • シリマナイト 鉱物データ

項目
和名 珪線石 けいせんせき
モース硬度 6.5〜7.5
結晶 斜方晶系
成分 Al2SiO5
比重 3.27
白、灰、黄、褐色、青、青紫等
一般的なトリートメント等 なし

    シリマナイトの産地

    シリマナイトの産地のイメージ
  • 上質なシリマナイトが産出することで有名なのはインドです。他にはミャンマー、スリランカ、ケニア、アメリカなどでも産出します。日本でも奈良県二上山の玄武岩の中などに、シリマナイトが発見されたという記録が残っています。

    シリマナイトの価値

    シリマナイトキャッツアイのカボション
  • シリマナイトは透明感があり、クラックやインクルージョンが少ないものが高い価値を持つとされています。また、シリマナイトキャッツアイは、キャッツアイ効果がはっきりと出ているものほど価値が高まります。当店では上質なシリマナイト、シリマナイトキャッツアイを数多く取り揃えています。

    シリマナイトのお手入れ

    ”シリマナイトのルース”
  • 傷がつかないよう、取扱いに注意


    シリマナイトは傷つきにくさを示すモース硬度が6.5から7.5と、丈夫な石です。しかしながら、より硬度の高いトパーズやルビー、サファイアなどと一緒にすると、シリマナイトに傷がついてしまう可能性があります。シリマナイトを保管する時は、他の石とぶつからないよう、仕切りのある箱や小袋に入れるなどして、個別に保管すると安全です。
  • 普段のお手入れは空拭きで


    シリマナイトは劣化しにくい石ですので、普段のお手入れは空拭きで結構です。シリマナイトのアクセサリーを身につけた後は、乾いた柔らかい布で空拭きをすると、シリマナイトの美しさを長い間保つことができます。
  • 汚れが気になる場合は、中性洗剤で洗う


    シリマナイトは水に強い特徴があるので、水洗いが可能です。皮脂汚れなどが気になる際は、中性洗剤を垂らしたぬるま湯でもみ洗いをします。汚れが落ちたら、洗剤が残らないように水でしっかりとすすぎます。すすいだ後は、乾いた布で水気をよく拭き取ります。
  • 直射日光には当てない


    シリマナイトは長時間直射日光に当てると劣化してしまう恐れがあります。そのため、直射日光が当たらない場所で保管をしてください。保管する際は、蓋つきの容器に入れておくとよいでしょう。

シリマナイトの販売商品