クンツァイト

クンツァイト・スポデューメン・ヒデナイトについて

【和名・リチア輝石(りちあきせき)|英語・Kunzite|産地・アフガニスタン/ナイジェリア等 】

スポデューメンと呼ばれる鉱物の中でピンク色のものを宝石名でクンツァイト、緑色のものをヒデナイトと呼びます。クンツァイトは淡いピンク色と透明度から宝石としての人気も高い天然石です。原石に剥離性があるためラウンド加工されるものは含侵処理されるのが通常です。当店ではビーズ、カボション(ルース)、ペンダントトップ、ブレスレット等を販売しております。

    クンツァイトの特徴

    ”クンツァイトのルース"
  • クンツァイトとは


    クンツァイトとは「スポデューメン」という鉱物の中でも、マンガンを含みピンクに染まったものを指します。名前の由来は、アメリカの鉱物学者でありティファニー宝石店の宝石顧問でもあった「ジョージ・フリードリヒ・クンツ」です。

    スポデューメンの名前の由来はギリシャ語で「燃えて灰になる」という意味の「supodumenos」です。これは、スポデューメンを加熱すると砕けて灰色になることが元になっています。

    リチウムを含むことから、和名は「リチア輝石」と呼ばれています。かつては「黝輝石(ゆうきせき)」と呼ばれていました。
  • クンツァイトの産状


    クンツァイトは主に花崗岩ペグマタイト(大きな結晶からなる火成岩の一種)の中に形成されます。結晶の形は柱状、板状などです。結晶が大きく成長することも多く、10mを超える巨大な結晶が産出したこともあります。

    共生鉱物としてレピドライト(鱗雲母、うろこうんも)、エルバイト(リチア電気石、リチアでんきいし)、ベリル(緑柱石、りょくちゅうせき)、アンブリゴナイト(アンブリゴン石)などを伴うことがあります。
  • 9月の誕生石に指定されたクンツァイト


    2021年に、日本を含めた全世界で誕生石の改定があり、クンツァイトは日本の9月の誕生石に新たに指定されました。誕生石の改定は実に63年ぶりとなります。以前から9月の誕生石に指定されているサファイアと合わせて、天然石業界を更に盛り上げてくれることが期待されています。
  • クンツァイト 鉱物データ

項目
和名 リチア輝石 リチアきせき
モース硬度 6.5〜7
結晶 単斜晶系
成分 LiAlSi2O6
比重 3.23
ピンク、紫
一般的なトリートメント等 照射処理、加熱処理

    クンツァイトの歴史と産地

    クンツァイトの産地のイメージ
  • クンツァイトの歴史


    クンツァイトは比較的新しく発見された天然石で、1900年代初頭のアメリカ・カリフォルニア州にて産出しました。クンツはこの石が、19世紀終わり頃に発見されていたスポデューメンの一種であることを突き止めます。彼の功績を称え、ピンクのスポデューメンに「クンツァイト」という名が付けられたのです。

    発見された当初のクンツァイトは、柔らかく美しい紫色から「カリフォルニア・アイリス」という愛称で呼ばれていました。
  • クンツァイトの産地


    宝石質のクンツァイトが産出する主要な産地はアフガニスタン、ナイジェリアです。他にはパキスタン、マダガスカル、アメリカ、ミャンマー、インド、ブラジルなどでも産出します。当店ではアフガニスタン産、ナイジェリア産のクンツァイトを中心に取り扱っています。

    クンツァイトの価値

    クンツァイトのビーズ
  • クンツァイトの価値


    クンツァイトはピンク色が鮮やかに発色し、クラックやインクルージョンの少ない透明度が高いものが高い価値を持つとされています。当店では透明度の高い、宝石質のクンツァイトを数多く取り揃えています。
  • ヒデナイト


    スポデューメンの中でもマンガンによってピンク色に発色したものをクンツァイトと呼ぶことに対し、クロムによって緑色に発色したものをヒデナイトと呼びます。ヒデナイトは1879年にアメリカで発見されました。名前の由来はアメリカの鉱物学者である「ウィリアム・アール・ヒデン」です。彼が発見したことにより、ヒデナイトと名付けられました。鮮やかなグリーンから「リチア・エメラルド」というフォールスネームで呼ばれることもあります。

    最初の発見地であるアメリカを始め、カナダ、ブラジル、メキシコ、ロシアなどでも産出します。日本でも茨城県常陸太田市の妙見山で産出したという記録が残っています。
  • トリフェーン


    1877年にブラジルのミナス・ジェライス州で発見された黄色いスポデューメンの別名です。当初はクリソベリルの一種と思われ、見る角度によって色が3種類に変わって見える「多色性(プレオクロイズム)」を持つことから「トリフェーン」と呼ばれていました。現代では「イエロー・スポデューメン」と呼ばれることが多いです。

    クンツァイトのお手入れ

    ”クンツァイトのビーズ"
  • 傷がつかないよう、取扱いに注意


    クンツァイトは傷つきにくさを示すモース硬度が6.5から7と、丈夫な石です。しかし、特定の方向に割れやすい「劈開」という性質を持つので、衝撃を受けるとクラックが入ってしまう場合があります。さらに、より硬度の高いトパーズやルビー、サファイアなどと一緒にすると、クンツァイトに傷がついてしまう可能性があります。クンツァイトを保管する時は、他の石とぶつからないよう、仕切りのある箱や小袋に入れるなどして、個別に保管すると安全です。
  • 普段のお手入れは空拭きで


    クンツァイトは劣化しにくい石ですので、普段のお手入れは空拭きで結構です。クンツァイトのアクセサリーを身につけた後は、乾いた布で空拭きをすると、クンツァイトの美しさを長い間保つことができます。
  • 汚れが気になる場合は、中性洗剤で洗う


    クンツァイトは水に強い特徴があるので、水洗いが可能です。皮脂汚れなどが気になる際は、中性洗剤を垂らしたぬるま湯でもみ洗いをします。汚れが落ちたら、洗剤が残らないように水でしっかりとすすぎます。すすいだ後は、乾いた布で水気をよく拭き取ります。
  • 直射日光には当てない


    クンツァイトは長時間直射日光に当てると、含まれる成分が紫外線によって化学反応を起こし、退色してしまう恐れがあります。そのため、直射日光が当たらない場所で保管をしてください。保管する際は、蓋つきの容器に入れておくとよいでしょう。

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