ユナカイトについて
【和名・ユナカ石(ゆなかせき)|英語・Unakite|産地・アフリカ】
ユナカイト(ユニカイト)はエピドート、フェルスパー、クォーツなどが混ざり合った鉱物(岩石)です。緑とオレンジのコントラストで人気の天然石です。当店ではビーズ、カボション(ルース)等を販売しております。
ユナカイトの特徴
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ユナカイトとは
ユナカイト(ユニカイト)とは、アメリカ・ノースカロライナ州のユナカ山地を原産地とする天然石です。グリーンとサーモンピンクのコントラストが美しく、天然石としての人気が高まりつつある石です。
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ユナカイトの産状
ユナカイトはグラナイト(花崗岩)が熱水の影響を受けて変質した岩石で、クォーツ(石英)、エピドート(緑簾石、りょくれんせき)や、クローライト(緑泥石)が混じりあった構造をしています。
ユナカイト 鉱物データ
項目 |
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和名 |
ユナカ石 ユナカせき |
モース硬度 |
6.5〜7 |
結晶 |
なし |
成分 |
Ca2Fe3+Al2(Si2O7)(SiO4)O(OH) |
比重 |
2.94 |
色 |
緑、ピンク |
一般的なトリートメント等 |
なし |
ユナカイトの産地
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ユナカイトは原産地であるアメリカの他、ロシアやカナダ、アフリカでも上質なものが産出しています。当店ではアフリカ産のものを中心に、天然石アクセサリーとして利用できる上質なユナカイトを数多く取り揃えています。
ユナカイトの価値
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ユナカイトはグリーンとサーモンピンクがはっきりと発色し、クラックの少ないものが高い価値を持つとされています。モース硬度が6.5から7と、加工しやすく丈夫な天然石なので、天然石アクセサリーに幅広い利用が可能です。当店でも天然石アクセサリーの材料として使いやすいユナカイトを、お求めやすい価格でご用意しています。
ユナカイトのお手入れ
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傷がつかないよう、取扱いに注意
ユナカイトは傷つきにくさを示すモース硬度が6.5から7と、丈夫な石です。しかしながら、より硬度の高いトパーズ、ルビーやサファイアなどと一緒にすると、ユナカイトに傷がついてしまう可能性があります。ユナカイトを保管する時は、他の石とぶつからないよう、仕切りのある箱や小袋に入れるなどして、個別に保管すると安全です。
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普段のお手入れは空拭きで
ユナカイトは劣化しにくい石ですので、普段のお手入れは空拭きで結構です。ユナカイトのアクセサリーを身につけた後は、乾いた柔らかい布で空拭きをすると、ユナカイトの美しさを長い間保つことができます。
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汚れが気になる場合は、中性洗剤をたらした水で洗う
ユナカイトは水に強い特徴があるので、水洗いが可能です。皮脂汚れなどが気になる際は、中性洗剤を垂らしたぬるま湯で優しくもみ洗いをします。汚れが落ちたら、洗剤が残らないように水でしっかりとすすぎます。すすいだ後は、乾いた柔らかい布で水気をよく拭き取ってください。
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直射日光には当てない
ユナカイトは長時間、直射日光に当てると劣化してしまう恐れがあります。そのため、直射日光が当たらない場所で保管をしてください。保管する際は、蓋つきの容器に入れておくとよいでしょう。