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プレナイト

プレナイトについて

【和名・葡萄石(ぶどうせき)|英語・Prehnite|主要産地・マリ共和国/オーストラリア】

プレナイトはみずみずしいグリーンの様子がマスカットを彷彿とさせる天然石です。ビーズ加工されるものには一般的にマリ産のものが多く使用されます。当店ではビーズ、カボション(ルース)、ペンダントトップ、ブレスレット等を販売しております。


    プレナイトの特徴

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  • プレナイトとは


    プレナイトとは、マスカットグリーンの色合いが爽やかな天然石です。名前の由来は発見者であるH・V・プレーンの名前です。マスカットの房のような形で産出することが多いため、和名は「葡萄石(ぶどうせき)」と呼ばれます。
  • プレナイトの産状


    プレナイトは、やや低温の熱水作用で生ずるアルミニウムケイ酸塩鉱物の一種です。塩基性火山岩の脈や空洞内にゼオライト(沸石)族の鉱物の二次鉱物として産出することが多いです。

    はっきりとした結晶の形を示すことはたいへん珍しく、通常はブドウの房のような小さな集合体の形になります。グリーンの色合いも相まって、まさにマスカットのような外見なので、そのままの形で鉱物コレクターに収集されることも少なくありません。

    ブドウのような形ばかりでなく、仏頭状、球状、鍾乳状など、さまざまな形に結晶するのがプレナイトの特徴です。原石を割って中を見てみると、中心から放射状に結晶の繊維が伸びている様子が見られます。

    また、中の繊維が規則正しく並ぶと、猫の目のような一筋の光の線が浮かび上がる「キャッツアイ効果(シャトヤンシー効果)」が見えることもあります。

    プレナイトの中には、黒い針状のエピドート(緑簾石)の結晶を伴ったものもあります。エピドートのインクルージョンが美しいものは、カットされてジュエリーとして使われることも少なくありません。このようなプレナイトは「トルマリネイテッドプレナイト」と呼ばれることがありますが、エピドートがトルマリンに似ていることから付けられたフォールスネームです。

    他にも、クォーツやパンペリアイト(パンペリー石)、カバザイト(菱沸石、りょうふっせき)などを共生鉱物として伴って産出する場合もあり、独特の美しい景色が生まれます。
  • プレナイト 鉱物データ

項目
和名 葡萄石 ぶどうせき
モース硬度 6〜6.5
結晶 斜方晶系
成分 Ca2Al[(OH)2/AlSi3O10]
比重 3.00
緑、黄緑、黄
一般的なトリートメント等 一部、オイル含浸処理

    プレナイトの歴史と産地

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  • プレナイトの歴史


    プレナイトを初めて発見したのは、オランダ陸軍のH・V・プレーン大佐でした。彼は鉱物収集が趣味で、1788年に軍役で南アフリカを探索中、ケープ・コロニーや喜望峰で黄緑色の鉱物を採集しました。

    ヨーロッパに持ち帰られたこの黄緑色の鉱物は、当初はクリソプレーズ(緑玉髄)の一種だと思われていたのですが、学者であるA・G・ウェルナーの手によって研究された結果、未知の鉱物であることが判明しました。ウェルナーは発見者であるプレーン大佐の名前からこの鉱物を「プレナイト」と名付けました。

    人名から鉱物の名前が付けられたのは、プレナイトが最初であるといわれています。しかし、プレナイトという名前が浸透するには時間が掛かり、しばらくの間は「ケープ・エメラルド」というフォールスネームで流通していました。
  • プレナイトの産地


    天然石アクセサリーに使われるような上質なプレナイトが産出することで有名なのは、マリ共和国とオーストラリアです。他にはインド、イギリス、アメリカ、南アフリカ、中国などでも産出します。日本でも、少量ですが産出したという記録が残っています。当店ではマリ共和国産、オーストラリア産のものを中心に、上質なプレナイトを多数取り揃えております。

    プレナイトの価値

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  • プレナイトは、マスカットグリーンが美しく発色し、クラックやインクルージョンが少ないものが高い価値を持つとされています。また、エピドートのインクルージョンが入っている美しいプレナイトは、通常のプレナイトとはまた異なった価値が生まれる場合があります。

    プレナイトは見た目も爽やかで透明感があるので、気軽に身に着けていけるアクセサリーに加工しやすいです。当店でも、爽やかなマスカットグリーンのプレナイトを数多く取り扱っております。

    プレナイトのお手入れ

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  • 傷がつかないよう、取扱いに注意


    プレナイトは傷つきにくさを示すモース硬度が6から6.5と、やや柔らかい石です。そのため、より硬度の高いクォーツやトパーズ、ルビーやサファイアなどと一緒にすると、プレナイトに傷がついてしまう可能性があります。プレナイトを保管する時は、他の石とぶつからないよう、仕切りのある箱や小袋に入れるなどして、個別に保管すると安全です。
  • 普段のお手入れは空拭きで


    プレナイトは汗などで劣化しにくい石ですので、普段のお手入れは空拭きで結構です。プレナイトのアクセサリーを身につけた後は、乾いた柔らかい布で空拭きをすると、プレナイトの美しさを長い間保つことができます。
  • 汚れが気になる場合は、中性洗剤をたらした水で洗う


    プレナイトは水に強い特徴があるので、水洗いが可能です。皮脂汚れなどが気になる際は、中性洗剤を垂らしたぬるま湯でもみ洗いをします。汚れが落ちたら、洗剤が残らないように水でしっかりとすすぎます。すすいだ後は、乾いた布で水気をよく拭き取ってください。
  • 直射日光には当てない


    プレナイトは長時間、直射日光に当てると退色してしまう恐れがあります。そのため、直射日光が当たらない場所で保管をしてください。保管する際は、蓋つきの容器に入れておくとよいでしょう。

プレナイトの販売商品

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