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ジャスパー

ジャスパーについて

【和名・碧玉(へきぎょく)|英語・Jasper|産地・中国/アフリカ等】

ジャスパーとはカルセドニーの一種で、内包物によって不透明になった天然石です。 混入成分によって色や模様も多様で、さまざまな縞模様や斑模様などの特徴が見られるため、それに応じて更に区分した名前が用いられます。当店ではビーズ、カボション(ルース)、ペンデュラム、ブレスレット等を販売しております。


    ジャスパーの特徴

    ”ジャスパーのビーズ"
  • ジャスパーとは


    ジャスパーとは、岩石の一種である天然石です。不透明で艶があることが特徴であり、独特の模様がついている物が多いです。和名は「碧玉(へきぎょく)」と呼ばれます。これは「緑の玉」という意味で、「玉」は貴重な宝石を指す言葉です。
  • ジャスパーはクォーツの仲間


    ジャスパーはカルセドニー(玉髄、ぎょくずい)とともに、クォーツ(石英、せきえい)のグループの一種です。そのため、成分上はクォーツと同じSiO2(シリカ)です。いずれもクォーツの非常に細かい結晶が網目状に集まり、沈殿したものが緻密に固まってできています。カルセドニーが透明感を持つことに対し、ジャスパーは不透明であることが特徴です。
  • ジャスパーの産状


    ジャスパーは「チャート(角岩)」という岩石に成因が近い天然石です。チャートもジャスパー同様、微細なクォーツからなる岩石です。ジャスパーは火山岩や変成岩、堆積岩の中に形成されます。熱水中に含まれていた粘土鉱物が堆積して固まったり、堆積物の中にケイ酸が侵入して固まったりしてできるのです。

    グリーンの色合いはクローライト(緑泥石、りょくでいせき)が混じったことによります。他にも、ヘマタイト(赤鉄鉱、せきてっこう)を含んで赤くなったり、ゲーサイト(針鉄鉱、しんてっこう)を含んで褐色になったりと、ジャスパーはカラーバリエーションが豊富です。
  • ジャスパー 鉱物データ

項目
和名 碧玉 へきぎょく
モース硬度 7
結晶 六方晶系(潜晶質)
成分 SiO2+不純物
比重 2.91
緑、赤、褐色、黄、淡紫等
一般的なトリートメント等 なし

    ジャスパーの歴史と産地

    ジャスパーの産地のイメージ
  • ジャスパーの歴史


    ジャスパーの歴史は古く、古代バビロニアの人々は、真っ赤なジャスパーには婦人の体調をコントロールできる力があると考え、出産のお守りにしていました。

    ジャスパーは、神が山上でモーセに授けた「火の石」のひとつで、天使を呼ぶ力があるとされています。新約聖書では、ジャスパーはエルサレムの城壁の土台となる石となった、12の宝石の一つとされています。

    アメリカ先住民はジャスパーを地面の血の象徴として考えており、地面の深く安定的なエネルギーとつながりを保つ石としていました。

    古代ローマの学者大プリニウスは、著作『博物誌』にて「イアスピス」という名でジャスパーを取り上げています。プリニウスは、産地によってさまざまな色合いのジャスパーがあることを説明し、東方の全ての国民がジャスパーを護符として身につけていると述べています。

    11世紀フランスの司教マルボドゥスは、詩集『石について』で、ジャスパーは悪しき幻影を追い払う効果があり、銀にはめ込むとその力が増すと述べています。

    緑のジャスパーは、古代の西日本では玉器(祭祀や装飾に用いるために作られた器)を作る材料として珍重されていました。なお、西日本でいうジャスパーにあたる天然石は、東日本では同じく緑のジェダイト(翡翠輝石、ひすいきせき)です。

    現代では、室内で石を鑑賞する水石(みずいし)という文化の世界にも用いられます。ジャスパーは「色彩石(しきさいせき)」や「紋様石(もんようせき)」と呼ばれています。
  • ジャスパーの産地


    上質なジャスパーが産出することで有名なのは中国、アフリカです。他にはインド、ブラジル、アメリカ、ロシアなどでも産出します。日本でも産出したという記録が残っています。当店では中国産、アフリカ産のジャスパーを中心に取り扱っています。

    ジャスパーの価値と種類

  • ジャスパーの価値


    ジャスパーは鮮やかに発色し、クラックが少ないものが価値を持つとされています。また、模様のあるジャスパーはその模様がはっきりと出ているものほど価値が高いです。当店では上質なジャスパーを数多く取り揃えています。
  • ジャスパーの種類


    一口にジャスパーといっても、色や模様の入り方などでさまざまな呼び名があります。ここでは、当店で取り扱っているものを中心にご紹介いたします。
  • カンババジャスパー

    カンババジャスパーのビーズ

    ストロマトライトという、藻類由来の岩石が変質してできたジャスパーです。深い緑色が特徴です。
  • ダルメシアンジャスパー

    ダルメシアンジャスパーのカボション

    犬の「ダルメシアン」のぶち模様にそっくりな斑点模様が特徴のジャスパーです。ダルメシアンのようにはっきりとした模様であるほど価値が高いとされています。
  • ピクチャージャスパー

    ピクチャージャスパーのカボション

    模様が絵画のように見えるジャスパーです。風景画に見えるもの、抽象画に見えるものなど、さまざまなピクチャージャスパーが存在します。
  • ゼブラジャスパー


    シマウマ(ゼブラ)のような、白黒の縞模様が特徴のジャスパーです。
  • シルバーリーフジャスパー


    枯れ葉が積み重なったような、茶色の縞模様が特徴のジャスパーです。
  • インペリアルジャスパー


    皇帝の名を冠したジャスパーです。さまざまな色合いがあることが特徴です。
  • ポピージャスパー


    ポピー(ヒナゲシ)の名を冠したジャスパーです。赤いポピーのような落ち着いた赤が特徴です。
  • オーシャンジャスパー


    マダガスカルで産出するとされるジャスパーです。海岸沿いでしか発見されないことから名付けられたとされています。
  • カプチーノジャスパー


    カプチーノのように茶色と白が入り混じったジャスパーです。
  • ピカソジャスパー


    巨匠ピカソの描いた絵画のように、複雑な模様が入ったジャスパーです。
  • ドラゴンブラッドジャスパー


    龍の鱗のような緑に、血のような赤い模様の入ったジャスパーです。
  • バンブルビージャスパー


    バンブルビー(クマバチ)を彷彿とさせる、黄色と茶色のコントラストが特徴のジャスパーです。
  • エレファントスキンジャスパー


    象の肌を彷彿とさせる、複雑な模様が入ったジャスパーです。
  • セサミジャスパー


    セサミ(ゴマ粒)のような、細かな黒い斑点が入ったジャスパーです。
  • レオパードスキンジャスパー


    レオパード(ヒョウ)の肌の模様のような、特徴的な斑点模様のジャスパーです。
  • デンドライトジャスパー


    植物のように見えるインクルージョンの入ったジャスパーです。模様の原因は金属イオンです。
  • ランドスケープジャスパー


    油絵の具で描いたランドスケープ(風景画)のような、独特の雰囲気を持つジャスパーです。

    ジャスパーのお手入れ

    ”ジャスパーのビーズ"
  • 傷がつかないよう、取扱いに注意


    ジャスパーは傷つきにくさを示すモース硬度が7と、丈夫な石です。しかしながら、より硬度の高いトパーズやルビー、サファイアなどと一緒にすると、ジャスパーに傷がついてしまう可能性があります。ジャスパーを保管する時は、他の石とぶつからないよう、仕切りのある箱や小袋に入れるなどして、個別に保管すると安全です。
  • 普段のお手入れは空拭きで


    ジャスパーは劣化しにくい石ですので、普段のお手入れは空拭きで結構です。ジャスパーのアクセサリーを身につけた後は、乾いた柔らかい布で空拭きをすると、ジャスパーの美しさを長い間保つことができます。
  • 汚れが気になる場合は、中性洗剤やアルコールティッシュで洗う


    ジャスパーは水に強い特徴があるので、水洗いが可能です。皮脂汚れなどが気になる際は、中性洗剤を垂らしたぬるま湯でもみ洗いをします。汚れが落ちたら、洗剤が残らないように水でしっかりとすすぎます。すすいだ後は、乾いた布で水気をよく拭き取ります。また、アルコールティッシュで軽く拭くことでも汚れを落とすことができます。
  • 直射日光には当てない


    ジャスパーは長時間直射日光に当てると劣化してしまう恐れがあります。そのため、直射日光が当たらない場所で保管をしてください。保管する際は、蓋つきの容器に入れておくとよいでしょう。

ジャスパーの販売商品

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