
【和名・針水晶(はりすいしょう)|英語・Titin Rutilequartz/Golden Rutilated Quartz|産地・ブラジルなど】
タイチンルチルクォーツはクォーツ(石英)の中に針状の金紅石(ルチル)が内包された天然石のうち、特に太く力強いルチルが入ったものを指します。「タイチン(太針)」という名称は、中国語で“太い針”を意味し、ルチルの太さと存在感を特徴づける言葉として広まりました。
ルチルの色は金色が一般的で、内部で光を受けて輝く様子が魅力です。一本一本がはっきりとした金色の針として見えるため、透明度の高いクォーツとのコントラストが美しく存在感があります。
産地はブラジル産が有名で、ルチルの太さや密度、クォーツの透明度によって価値が大きく変わります。ビーズやルース、カボションなど、アクセサリー制作にも人気の高い素材です。
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