
7,980円
【和名・コンドロ石|英語・Chondrodite|産地・タンザニア、タジキスタン】
コンドロダイトは赤褐色、オレンジ色などの暖色系を中心としたあたたかみのある色合いを持つ希少な天然石で、ヒューム石グループに属するネソケイ酸塩鉱物です。マグネシウムやフッ素を含む鉱物で、独特のガラス光沢とやや透明感のある結晶が特徴です。名前の由来は、ギリシャ語で「穀粒」を意味する“chondros”で、粒状の結晶形態にちなんで名付けられました。モース硬度は6〜6.5と中程度で、比重は約3.1〜3.2。細かなインクルージョンを含むこともあり、光の反射によって内部がきらめくように見えることがあります。
産出量が少なく、市場ではあまり多く流通していないため、コレクターズストーンとしても知られています。ルースや原石の状態で扱われることが多く、落ち着いた色調と天然ならではの風合いが魅力です。