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ゴールドを使ったアクセサリーパーツには大きく3つ、ソリッドゴールド(K)、ゴールドフィルド(KGF)、ゴールドメッキ(KGP)に分けることができます。 それぞれ主なものに18K(18金)・14K(14金)、14KGF・12KGF、18KGP・14KGPがあげられます。 アルファベットのKはゴールドを表す単位で、24Kが100%純金になります。しかし24Kは素材としては柔らかいので割金として別の金属と混ぜることにより 強度を高めてアクセサリーパーツに利用されるようになりました。「14」や「18」の数字は100%の「24」に対してどれだけ金が含有しているかを表します。 したがって、数字が低くなるほど金の含有率が低くなるので価格も安くなります。 18KGPは18金ゴールドプレーテッドを表す言葉で、18金のゴールドメッキのことを指します。 ゴールドメッキは電気メッキという技術が用いられ、コアメタルにゴールドを薄く被膜させます。 メッキの厚みは0.1〜0.2ミクロン程度が一般的な厚みです。 14KGF(ゴールドフィルド)は金の厚みが18KGPと比べると20倍以上違います。ゴールドメッキは使用による摩耗などによって剥離することがありますが ゴールドフィルドは余程のことが無い限り剥離することはありませんし、変色も起こりにくいです。この耐久性の良さとソリッドゴールドよりもコストパフォーマンスの良さからハンドメイドジュエラーからの高い支持を得ています。
ゴールドフィルドはコアメタルに層状に金を圧着させたジュエリー用の金属素材です。 14金=14K(純金の14/24:58.3%)、12金=12K(純金の12/24:50%)などの合金が主に使用されます。 ゴールドフィルドで最も一般的なのは14KGFでハンドメイドアクセサリーには欠かせない素材になっておりピアスフックやワイヤー、ネックレスチェーンをはじめそのバリエーションは、かなりのボリュームです。 また、芯材に使われるコアメタルには真鍮が使用されています。 ゴールドフィルドの製造工程は中心が空いた筒状のゴールドの合金にコアメタルを差し込んで何度もローラーにかけて圧着しながら徐々に細くしてきます。 圧着の際、高熱も同時加えられますのでコアメタルとゴールドの境界では原子同士が結合して剥離しにくいというのも特徴です。 この様な工程の中でワイヤー状、プレート状に生成されたゴールドフィルド素材はそこからアクセサリーパーツに加工されてゴールドフィルド製品となります。 ゴールドフィルドは総重量の5%を金が占めている必要があり、14金ゴールドフィルド製品には14/20または1/20 14KGFなどと刻印がされています。 現在のゴールドフィルド製品は主にアメリカで生産されており、これには歴史的な背景も含まれます。
現在のゴールドフィルドの製造技術の基礎は1817年にジョンターナーというイギリス人の金細工職人によって確立されました。 19世紀のビクトリア王朝ではこの技法のアクセサリーが流行していたとされています。しかし、この当時はゴールドフィルドと同じように金を圧着させたロールドゴールド、日本では金メッキとも呼ばれるゴールドメッキなどがありましたが明確な線引きはありませんでした。 20世紀初頭には戦争により資源不足の影響もありゴールドフィルドが再度流行します。リングやネックレスだけでなく懐中時計や万年筆など産業の発展に合わせて用途の多様化が進みました。その為アメリカの連邦取引委員会(FTC)がゴールドの含有量が総重量の5%以上のものだけを「ゴールドフィルド」として呼称できることを現在も法で定めています。そしてゴールドの含有量が5%に満たないものがロールドゴールドプレートと呼ぶように定義しています。 当店のゴールドフィルド(14KGF)製品はすべてこの厳格な基準をクリアしたアメリカ製のゴールドフィルドを取り扱っています。