7月の誕生石|ルビー /カーネリアンとスフェーンも解説

7月は祝日「海の日」もあり、本格的な夏の到来を思わせる月です。短冊にお願い事を書いて七夕には夜空を見上げる、織姫と彦星の七夕伝説に思いを馳せるかどうかは人それぞれですが、7月はとても情緒のある月と言えます。

ルビーは7月の誕生石で、ピアスや指輪にされることが多く、値段も高い。特にピジョン ブラッド呼ばれるものは高い。

今回はそんな素敵な7月の誕生石の代表的な誕生石は、ルビーです。今回は、その「7月の誕生石ルビー」について解説し、その魅力に迫っていきます。後半には、ルビー以外の7月の誕生石「カーネリアン」と「スフェーン」という宝石についても併せて紹介しますので、ぜひ最後までお読みください。

この記事の内容

7月の代表的な誕生石「ルビー」は4大宝石の一つ

ルビーは7月誕生石で赤色が特徴の天然石です。ブレスレットたピアスにされることが多いこのルビーを解説します。

冒頭でもお伝えしましたが、7月の誕生石はルビーです。誕生石というのは、昔の占星術師が信じた「その月に生まれた人々を癒し、護る力を持つ宝石」のことで、12ある月それぞれに種類の違う宝石が宝石が複数挙げられています。

これらの宝石が、いつしか誕生石と呼ばれ始め、身に付けることで誕生石が持つ力の加護を受けられると信じられるようになりました。ルビーは7月の誕生石の中で代表的な宝石ですが、宝石全体の中でも「4大宝石」にも名を連ねるほどの高い地位を確率した宝石の一つでもあります。

では、ここからは古来より注目されてきた7月の誕生石「ルビー」について詳しくみていきましょう。

7月誕生石のルビーは宝石の女王

ルビーは7月の誕生石で美しく輝く赤色から宝石の女王とも呼ばれ、特に女性に人気がある。

前述しましたが、7月の誕生石であるルビーは、ダイヤモンド・サファイア・エメラルドと並ぶ「4大宝石」の一つに数えられ、古来より人気のある宝石です。その美しく輝く赤色から「宝石の女王」とも呼ばれ、特に女性に人気があります。

ルビーの魅力は何といってもその色です。情熱的とも言えるルビーの赤色は「どんな赤よりも美しい」とも言われ、さらに古来からの言い伝えや希少性とも相まって世界中の人々を魅了しています。

ルビーの希少性についてはその生成過程に重要なポイントがあります。ルビーはコランダムという鉱物の一種です。コランダムは、鉱山の地下深くで何百年もの年月をかけて1%の不純物イオン「酸化クロム」と結合し、赤く発色するルビーになります。このコランダムと酸化クロムの結合からのルビー生成メカニズムそのものが希少な現象であり、さらに産出地も限られていることから、その希少性はダイヤモンド以上とも言っても過言ではありません。

美しい赤色を持ち希少価値の高いルビー、身に着けてみたいと思う女性が多いのも頷けます。

7月の誕生石、ルビーの和名「紅玉」

ルビーの和名は紅玉で、7月の誕生石でもある。

宝石は和名を聞くと面白いことが分かります。例えばダイヤモンドの和名は「金剛石」と言います。これは仏教の教典に記されている「金剛不壊=何者にも侵されない硬さ」から名付けられたと言われており、ダイヤモンドの特徴である硬度のことを表しています。

一方、7月の誕生石であるルビーの和名は「紅玉(こうぎょく)」です。これはその名の通り紅(くれない)の色、つまりその鮮やかな赤色からきています。誰が名付けたのかは定かではありませんが、私達の祖先はそのルビーの鮮やかな赤色に目を奪われたであろうことは容易に想像できるでしょう。

ちなみに英語のルビー(Ruby)の語源もラテン語の「赤(Rubeus)」が由来と言われており、ルビーが発する赤色は時代や人種を問わず、人々に強い印象を与えたということが分かります。

7月の誕生石、ルビーの歴史 / 言い伝え

ルビーとは7月の誕生石でルビーの言い伝えや由来を解説します。

ルビーに関する歴史的な言い伝えは数多く残されていますが、中世以前のものに関しては、赤い天然石または石を全てルビーと呼んでいた可能性が指摘されています。この説の真偽については歴史の専門家に譲りますが、実は旧約聖書にもルビーに関するこんな記述が残されています。

『 知恵はルビーにまさり、あなた達の望むすべての物はこれと比べるに足らない 』

『 誰が賢い妻を見つけることができるか、彼女はルビーよりも優れて尊い 』

これらは当時から一目を置かれていたルビーを引き合いに出し、人の賢さ(知恵)を謳った教訓です。その他にも、古代イスラエルのソロモン王はシバの女王にルビーを贈り、心を射止めたという言い伝えもあり、ルビーにまつわる話は数えきれません。

7月の誕生石、ルビーの石言葉「情熱・純愛・勇気」

ルビーは7月の誕生石で、ルビーの石言葉は情熱・純愛・勇気などがあり、ルビーの意味や歴史を解説します。

それぞれの宝石には花言葉のように「石言葉(宝石言葉)」というのがあります。

7月の誕生石、ルビーの主な石言葉は「情熱・純愛・勇気」です。個々の宝石を象徴するこの石言葉ですが、実は一つの宝石に異なる複数の意味の石言葉があるのが一般的です。

その理由は遥か昔の伝説や書物の記述、また言い伝えが多くの地域をまたぎ、そして時代を経て変化してきたからであると考えられています。現代ではビジネス上のゲン担ぎ的な意味を持つ石言葉もあり、必ずしもこれが正解という特定のものがあるわけではありません。

従って、ルビーが持つ3つの石言葉のどれを重要視するかは人それぞれです。手にしたルビーが持つ石言葉の一つを信じ、それに背中を押してもらえるならば、ルビーの赤色のように強く生きることができるでしょう。

7月の誕生石、ルビーを身に付ける意味と強さ

ルビーを身に着ける意味や効果を解説します。

先程の石言葉に関連して、このルビーを「身に付ける意味」に関しても少し興味深い話があります。例えばルビーの産地の一つである古代ビルマ(ミャンマー)の当時の戦士たちは、ルビーを身に付ける、もしくは皮膚の中にまで入れて戦いにおける勝利を祈願したとも言われています。彼らは赤く力強い輝きを放つルビーから勇気を得ると同時に、勝って生き残るというお守りのような意味を持たせていました。

ルビーを身に着けることで、人は心理的にも強くなれます。これは、現代の女性達がルビーを身に着け、さらなる美しさと自信を手に入れようとしているのにも共通すると言えるでしょう。ルビーはパワーストーンとしても、肉体と精神の両方に強く作用し、生命力を高める効果があると言われています。

ルビーを身に着けることは、単なる美的効果だけではなく、それぞれの人が願う「強さ」も得られるかもしれません。

7月の誕生石で注目のスタールビーとは?

ルビーは7月の誕生石で、ルビーの種類にはスタールビーと呼ばれる六条の輝きを放つ星形模様の石がある。

7月の誕生石であるルビーの中にはスタールビーと言われる種類のものがあります。これはその名前からも想像出来る通り、星型の模様が浮かび上がったルビーのことを言います。このスタールビーの星型模様はルビーの表面を半球形に磨きあげるカボションカットを施した際に表れます。

宝石の場合、一般的に透明度の高さと美しさを比例して捉えがちですが、このスタールビーの透明度は決して高くありません。しかし普通のルビーとは一味違った美しさがあり、ルビーそのものの奥深さや可能性を感じることが出来ます。

この星模様が浮かび上がる理由については解明されていますが、実はそれがどうして「特定のルビーにだけ起こるのか」は分かっておらず、未だに謎に包まれています。このような背景から、このスタールビーを自然が創り出した「小さな奇跡」と呼ぶ人もいます。

コランダム / ルビーの色違いはサファイア?

7月の誕生石であるルビーとサファイアの違いとは、丁寧に解説します。

ここで7月の誕生石ルビーとは全く色の違う宝石サファイアを交えて、ちょっとしたルビーの秘密をお伝えしたいと思います。実はルビーとサファイアは同じ鉱物から出来ており、色違いの関係にあることが分かっています。この鉱物というのが前述したコランダムになります。

ルビーの赤色やサファイアの様々な色を決定づける要素はこのコランダムに含まれる不純物です。従って、仮にコランダムに不純物がまったくない場合はコランダムは無色透明になります。ルビーは先程お伝えしたように1%の酸化クロム(不純物)により赤くになり、サファイアの場合は別の濃度の不純物を要因にして青やピンクと様々な色になります。

言い方を変えるとすればルビーは赤いコランダム、その他の色のコランダムがサファイアです。「ルビーとサファイア」、このまったく色の異なる2つの宝石の関係はとても興味をそそられるのではないでしょうか。

7月の誕生石、ルビーとその価値

ルビー(7月の誕生石)の価値や値段を解説します。

宝石やルビーと聞くと高価で手が出ないものというイメージがありますが、実はルビーと言っても様々な種類があります。ここで言う種類とは天然ルビーや合成ルビー、模造ルビーなどです。合成や模造というとネガティブな印象を持つ方もいるかもしれませんが、実はそうではありません。これらは現代のテクノロジーを用いて人間が創り出した素晴らしい産物です。

例えば合成ルビーと言うのは人工的にルビー結晶を生成したもののことを言いますが、これらはほとんど不純物が入っておらず、とてもきれいな色をしているものが多いです。

では模造石はどうでしょうか。模造石はプラスチック、陶器、樹脂、ガラスなどを使用して、天然宝石に似せて作った石のことですが、実は世界中で大人気のあのスワロフスキーはこの模造石に該当します。

もともとスワロフスキー社はクリスタルガラスメーカーです。彼らは「誰もが手にすることができるダイヤモンドを」という信念のもと、あの思わず見とれてしまうような美しい製品を産み出しました。

価値を決める要素の一つが希少性であることは否定しませんが、美しさや魅力といった数字で表せないものを計るのは人それぞれの価値観です。ぜひステレオタイプな印象を持たずに純粋に美しい「ルビー達」の数々に注目していただければと思います。

7月の誕生石ルビーの魅力は美しい赤色

ルビーの最大の魅力は、その赤く美しい色です。

ルビーの赤色は、前述したように「どんな赤よりも美しい」と称されるほど魅力的。深みがあり、思わず吸い込まれてしまいそうな魅惑も感じることができます。

宝石の女王と呼ばれるのに相応しい強さと気品を兼ね備え、身に着けることで勇気や自信を得ることもできる唯一無二の宝石が、7月の誕生石であるルビーです。

ルビーの鉱物データ

英名Ruby
鉱物名コランダム
和名紅玉 こうぎょく
化学式Al2O3
モース硬度9
劈開性なし
屈折率1.76070-1.779
偏光複屈折性 -0.008 -0.009
比重3.99-4.05
誕生石7月
石言葉情熱・純愛・勇気

ルビー以外の7月の誕生石、カーネリアン・スフェーン

ルビー以外の7月の誕生石は、カーネリアンスフェーンです。

カーネリアンは以前から7月の誕生石として知られていますが、スフェーンは2021年12月に新たに誕生石に加わった宝石です。それぞれ異なる特徴がありますので、魅力なども含めて紹介していきます。

7月の誕生石カーネリアンはアゲートの一種

カーネリアンは和名を紅玉髄といい、7月の誕生石として、新たに加わった宝石

7月の誕生石であるカーネリアンは、和名を「紅玉髄(べにぎょくずい)」と言う赤褐色やオレンジ色をした宝石です。カーネリアンは、日本ではアゲート(瑪瑙 / めのう)の一種として扱われます。古くから世界中で使用されてきた石で、お守りとしても扱われてきました。また、7月の誕生石のなかでもカーネリアンはルビーやスフェーンに比べて安価で手に入れることができる点も魅力的です。

ちなみに、このカーネリアンは獅子座(しし座)の星座石でもあります。星座石については、下記記事で解説していますので、併せてご確認ください。

カーネリアンの石言葉は「勝利・勇気・友情」

カーネリアンは7月の誕生石として新たに加えられた。パワーストーンとしても人気の天然石である。

カーネリアンの石言葉は、「勝利・勇気・友情」です。

先ほどのルビーと似ていますが、身に着けることで積極性や力強さと勇気が増し、成功に導いてくれると言われています。カーネリアンの別名は、「幸運を呼ぶ石」です。古代メソポタミアやエジプトの遺跡からも数多く発掘されており、当時の人々はカーネリアンを身に着け、災難から身を守り幸せを願っていたと言われています。

カーネリアンは、人気のパワーストーンの一つです。パワーストーンとして扱われるカーネリアンは、ネガティブな気持ちや邪悪な心を取り除き、希望と勇気を与えてくれる未来創造の石であると信じられています。

カーネリアンの魅力は艶やかさ

カーネリアンの特徴や意味、歴史を解説します。カーネリアンは、パワーストーンとしてもとても人気が高い。

すでにお伝えしましたが、カーネリアンはアゲート(瑪瑙 / めのう)の一種です。さまざまな色や模様を持ち、非常に個性的なアゲートの一種であるカーネリアンは、海外では縞模様の無いカルセドニーに区別されます。

温かみのある赤褐色やオレンジ色が特徴で、艶やかな見た目とその質感が魅力です。キラキラとした輝きはあまりありませんが、落ち着いた雰囲気で身に着ける人に優しい印象を与えてくれます。嫌味な派手さもなく、和の装いにも合う日本人に好まれる宝石と言えるでしょう。

カーネリアン鉱物情報

英名Carnelian
鉱物名瑪瑙(めのう)
和名紅玉髄 べにぎょくずい
化学式SiO2
赤色、褐色、オレンジ色
モース硬度6.5-7
屈折率1.53-1.54
比重2.61
誕生石7月
石言葉勝利・勇気・友情
主な産地ブラジル・ウルグアイ・インド・
インドネシア・アメリカなど

7月の誕生石スフェーンは注目度が急上昇中

スフェーンは新たに7月の誕生石に加わりました。スフェーンの意味や歴史について解説します。

最後に紹介する7月の誕生石は、爽快感のある黄緑色や深みのある緑色が印象的なスフェーンです。スフェーンは、前述したように2021年に新たな3つめの7月の誕生石に加わりました。

日本の誕生石は全国宝石卸商協同組合などが制定していますが、63年ぶりにラインナップを改定。スフェーンを含む10個の宝石がさまざまな月の誕生石の仲間入りを果たしました。

スフェーンが7月の誕生石に選ばれた主な理由は2つあります。1つは1787年にスフェーンを発見した人物が7月生まれであったこと、2つ目はスフェーンの色や輝きが日本の夏の森を連想させるという理由です。

スフェーンは、新しい7月の誕生石としても注目されていますが、その他にも注目される理由があります。それは、ダイヤモンドを凌ぐほどの輝きを見せることです。

素晴しい輝きを見せるスフェーンの特徴

スフェーンの特徴や意味、歴史を解説します。7月の誕生石であるスフェーンの石言葉は「純粋・永久不変・成功」などがある。

スフェーンは、チタンを含むケイ酸塩鉱物で、鉱物名はチタナイトです。一般的に、宝石として紹介する場合はスフェーン、鉱物の場合はチタナイトと表記されます。

スフェーンの大きな特徴のひとつは、前述したようにダイヤモンドを凌ぐほどの輝きを見せてくれる点です。それは虹色の輝きで、宝石用語では「ファイア」と言います。ダイヤモンドクラスの屈折率を持つスフェーンは、光を分散させる力が強く、一部の希少な個体では強烈なファイアを放ちます。

マスカットグリーンやライムグリーンと言われる爽やかな色合いから見せるファイアは素晴らしく、スフェーンの人気の宝石にしました。 スフェーンは、その他にも高い希少性やカラーチェンジなどの多くの特徴を持ちます。

スフェーンの石言葉は「純粋・永久不変・成功」など

7月の誕生石であるスフェーンの石言葉は「純粋・永久不変・成功・幸運・富・目標達成」です。スフェーンには、マイナスをプラスに変える力があると信じられ、身に着けることで望む姿や結果が得られると言われています。

石言葉にあるようなポジティブで明るい未来を求める方には、スフェーンはとてもおすすめの宝石です。高級ジュエリーとして扱われているスフェーンは高価格で手軽に手に入れるのは難しいですが、先ほどのルビーと同様に手頃な価格のスフェーンもたくさんあります。

アクセサリーコレクションの一つにぜひ加えてほしい宝石の一つです。

スフェーンの魅力は多様な輝きと美

スフェーンはくさび石やチタン石とも呼ばれ、新たに7月の誕生石に加わった天然石です。意味や石言葉を解説します。

スフェーンの魅力はさまざまな美を形を見せてくれることです。力強く豪華絢爛な輝きを放つスフェーンもあれば、優しい輝きを放つフェーンもあります。

個体によっては、一点から見つめると黄色から緑色の色合いを中心に爽やかな輝きを見せ、別の角度に動かしていく過程でファイアやカラーチェンジにより異なる美を見せてくれるものも存在します。

多様な輝きと美しさを持つスフェーンは、身に着ける人の心を躍らせるだけでなく、周囲の人も楽しませるほど魅力的です。

スフェーン鉱物情報

英名Sphene
鉱物名チタナイト / Titanite
和名くさび石・チタン石
化学式CaTi[O|SiO4]
黄色~緑色・黄緑色・褐色・翠緑色・
赤橙色・褐黒色
モース硬度5.0-5.5
屈折率1.90-2.034
比重3.45-3.60
誕生石7月
石言葉純粋・永久不変・成功・
幸運・富・目標達成
主な産地マダガスカル・ロシア・パキスタン・
ミャンマーなど

7月の誕生石、まとめ

今回は7月の誕生石であるルビーについてお伝えしました。過去のオークションでは数十億円で落札されたルビーも存在しますが、ルビーの石言葉である「情熱・純愛・勇気」はお金では買えません。

どのルビーも「どんな赤よりも美しい赤色」。ぜひ一度手にとっていただければと思います。また、ルビー以外の7月の誕生石であるカーネリアンとスフェーンも、ルビーに負けずとも劣らない魅力を持つ宝石です。

  • 宝石の女王ルビー。
  • 艶やかで優しさのあるカーネリアン。
  • さまざまな美の形を見せてくれるスフェーン。

7月の誕生石は、どれも個性的で素晴しい宝石ばかりです。今回の内容を参考にしながら、ぜひお気に入りを一つ見つけてみてください。

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7月誕生石のアイテム一覧

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