ピンクトルマリン|愛の電気パワーを秘めた天然石

ピンクトルマリンの基礎知識

トルマリンは、パワーストーンとしても知られるほか、健康器具にも使用されて、私たちの身近にある天然石です。
トルマリンにはさまざまなカラーがありますが、今回は、特にピンクトルマリンについて紹介しています。

ピンクトルマリンの特性やその効果、産地、石言葉について解説していますので、ピンクトルマリンに興味がある人はぜひ最後までお読みください。

この記事の内容

ピンクトルマリンの鉱物データ

ピンクトルマリンの鉱物データ
英名Pink Tourmaline
和名電気石(でんきせき)
分類珪酸塩鉱物
化学式Na(Li,Al)3Al6(BO3)3Si6O18(OH)4
淡いピンク~濃厚な赤系
モース硬度7~7.5
劈開性なし~1方向に不完全
屈折率1.624-1.644
結晶系三方晶系
断口不平坦状~非常に鋭い貝殻状
蛍光性不活性~弱
条痕白色
比重2.9-3.1
光沢ガラス状~樹脂光沢貝殻状
主な産地ブラジル/ナイジェリア/アフガニスタン等
石言葉「思いやり」「広い心」「思慮深さ」
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ピンクトルマリンの特徴

ピンクトルマリンの特徴とは

トルマリンとは、珪酸塩鉱物の一種で、さまざまなカラー展開を見せる面白い天然石です。中でも可憐なピンク系のカラーを持つトルマリンはピンクトルマリン(Pink Tourmaline)と呼ばれ「愛」をサポートするパワーストーンとして人気があります。

トルマリンには石の両端に、マイナスとプラスの電極があり、加熱することで静電気を発生させる特徴があり、和名は「電気石」です。鉱石の硬さを示す「モース硬度」は7~7.5と鉱石の中でも比較的硬い石です。比較的扱いやすいので、デイリーユースのアクセサリーにも取り入れやすい天然石です。

マンガンの含有量で石の名前も変わる

トルマリンは含有物により、発色が変わります。ピンクトルマリンに含まれているのは「マンガン」。含まれているマンガンが少ないと淡いピンク、マンガンが多いと赤に近い濃いピンクの発色になります。ただし、マンガンが成長過程で結晶化に影響を与え、色が濃いトルマリンほどインクルージョンが多くなるという特性もあります。

またルビーのような赤みが強いトルマリンは「ルベライト」とよばれ別の石として取り扱われることもありますが、ピンクトルマリンと同じ石です。鑑定書には「トルマリン」と記載されるので、同じ石であることを頭の片隅に置いておくと、いざというときにも慌てなくてすむでしょう。

トルマリンの健康効果

トルマリンは、世界のあちらこちらで産出されており、そのため各地で、治癒効果のある石として珍重されてきました。その理由としてトルマリンは、両端にマイナスとプラスの電極があり、摩擦など熱を与えることで、マイナスイオンを発生させ、リラックスやリフレッシュさせる効果があるためです。

また、遠赤外線を放出することで、患部を温めたり、電磁波を吸収したりする働きもあります。このことから近年では寝具や調理器具、浴用グッズなどさまざまなアイテムが市販されています。「ピンクトルマリンは、愛の電気パワーで持つ人の健康や愛を応援してくれる」と覚えると覚えやすいでしょう。

アニバーサリージェムとしてのピンクトルマリン

ピンクトルマリンは10月の誕生石として人気のある天然石ですが、結婚1周年の「紙婚式」を祝う記念の石でもあります。結婚当初の気持ちに立ち返り、互いへの思いを再確認するために贈りあうのもいいでしょう。

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ピンクトルマリンの産地

ピンクトルマリンの産地

ピンクトルマリンは、ブラジル・アメリカ・ケニア・タンザニアなど多くの国や地域で採掘されています。なかでも最高品質のピンクトルマリンが採れる産地として有名なのは、ブラジル南東部にあるオウロ・フィノです。現在では、ほぼ鉱石が掘りつくされたため、オウロ・フィノ産は市場に出回ることが少ないレアストーンとなっています。

日本では、福島などでトルマリンも採掘されていますが、残念ながら宝石としての価値が低く、産出量も少ないため、主に工業用として出荷されています。

ピンクトルマリンが持つ意味

ピンクトルマリンの石言葉と意味と効果

ピンクトルマリンは、ほかのローズクォーツやロードナイト、モルガナイトなどのマンガンを含むピンク系の天然石とおなじく「愛」に関してパワーを発揮するといわれている石です。色が濃い石には、持ち主の熱意や愛を鼓舞する積極性のあるパワーが、また色の淡い石には、ふんわりとした慈愛や、幸福感をもたらすパワーがあるといわれています。

ピンクトルマリンの石言葉

ピンクトルマリンには、「思いやり」「広い心」「思慮深さ」「忍耐」「希望」といった相手を思いやる意味を持った石言葉があります。

これらの言葉は、身内や恋愛対象に対してだけ向けられるものではありません。ビジネスのパートナーに対しても広い心で、相手を思いやり深く知りたいと願うことは、ビジネスも順調に進めることにつながります。周囲との潤滑な関係を望む人に向いている石といえるでしょう。

ピンクトルマリンのヒーリング効果

ピンクトルマリンには次のような効果があるとされています。

・理想の相手・職業に巡り合う
・恋愛を引き寄せる
・思いやる心を育てる
・やる気と勇気をもたらす
・心を落ち着け、ストレスを軽減する
・ピンチを乗り越え、チャンスをつかむ

ピンクトルマリンは、持つ人の心に反応し、ポジティブなパワーを与えて前向きな気持ちに変えてくれる効果があります。恋愛や仕事など手に入れたいものがある人におすすめのパワーストーンです。

お手入れ・浄化方法

ピンクトルマリンのお手入れと浄化方法

ピンクトルマリンのモース硬度は7~7.5あるため、お手入れや浄化にそれほど神経を使う必要はありません。他の石と同様に、流水や湿ったやわらかい布で汚れをふき取り、それでも落ちない場合は、薄めた洗剤を浸した布で汚れを落とした後、洗剤成分をしっかりと除きます。

浄化は、特に劈開性(一方への圧力に弱く割れやすい性質)などはないため、日光浴・流水・セージ・クラスタ・月光浴・塩・音浴などといったどの方法でもOKです。ただし、超音波洗浄は、石に衝撃を与えることになるため避けたほうが無難です。

まとめ

ピンクトルマリンの色と特性について

今回は、さまざまなカラー展開のあるトルマリンの中から、可愛い色をしたピンクトルマリンについて紹介してきました。健康効果が広く知られているトルマリンですが、中でもピンクトルマリンは可愛いピンク系のカラーと、トルマリンの特性であるマイナスイオンの発生により、持つ人の心と体に癒しをあたえてくれる石といえます。

日々の生活の中にピンクトルマリンをうまく取り入れて、自分の外からも内からも美しく健康な毎日を送ってみませんか。

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