太陽の石ペリドット|古代エジプトから伝わる神秘的な輝きの歴史
古代エジプトの時代、まばゆい太陽は神として崇められていました。その太陽を象徴する石とされ、ファラオたちに最高級の宝石として愛されたのがペリドットです。そのオリーブグリーンの輝きは、夜の闇の中でも光を失わないことから「イブニング・エメラルド」というロマンティックな異名も持っています。
この記事では、そんなペリドットが持つ豊かな歴史と、名前にまつわる興味深い言い伝えを紐解いていきます。
霧の中から生まれた名前「トパーズ」
意外なことに、ペリドットは古代ギリシャ・ローマ時代には「トパーズ」という名前で知られていました。
その由来は、当時の名産地であった紅海のセント・ジョン島にあります。この島は常に深い霧に包まれており、人々は霧の中で手探りでこの美しい宝石を探し求めたといいます。この逸話から、「探す」を意味するギリシャ語「トパジオス(topazios)」にちなんで「トパーズ」と名付けられたのです。
時を経て、トパーズという名前は別の宝石を指すようになり、この石はアラビア語で「宝石」を意味する「ファリダット(faridat)」に由来する現在の「ペリドット」という名で呼ばれるようになりました。
8月の誕生石として現代に受け継がれる輝き
古代から人々を魅了してきたペリドットは、現代では「8月の誕生石」として広く親しまれています。その明るくポジティブな輝きは、夏の太陽のように、持ち主の心を明るく照らしてくれると信じられてきました。大切な人への贈り物や、自分を励ますお守りとしても人気の高い天然石です。


ペリドットのアイテム一覧
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