アクアマリンの和名は「緑柱石(りょくちゅうせき)」です。
アクアマリンを含むベリルは、エメラルドに見られるような緑色の結晶が産出することが多く、また結晶も柱のような形をしているため、このような和名が付けられました。
アクアマリンの鉱物名は「beryl(ベリル)」ですが、これはアクアマリンに見られるような、海水の高貴な青緑色を指す言葉だったのです。
まだ鉱物学的な分析方法が発展していなかったころ、エメラルドとアクアマリンは別々の石であると考えられてきました。
古代ローマの学者大プリニウスが著した図鑑『博物誌』において、アクアマリンは「ベリッルス」、エメラルドは「スマラグドゥス」と呼ばれ、別々の項目で記載されています。
アクアマリンは英語で「Aquamarine」と書きます。
アクアマリンという名前は、ラテン語で水を意味する「aqua」と海を意味する「marine」2,000年前に古代ローマ人が名付けたとされています。
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