アクアマリンのモース硬度は7.5から8と、宝石の中では標準的な硬さです。
天然石が宝石と呼ばれるためには、「美しさ」「希少性」「硬度(多くは硬度7以上)」の3つを満たしていることが基本的な条件となります。
中には真珠(硬度が2.5)のような例外もありますが、多くの宝石はこれら3つをすべて兼ね備えているのです。
アクアマリンは透明感と煌めきが美しく、希少性もあり、基準より硬くて丈夫なため、宝石としての地位を不動のものにしています。
また、アクアマリンはエメラルドやモルガナイトなど他のベリルに属する宝石に比べ、クラックやインクルージョンが少なく丈夫で、大きな結晶が産出する事が多いのも特徴です。
そのため、アクアマリンはベリルグループの中では美しい石を手に入れやすいのが魅力です。
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