アクアマリンは古代の時代から人々に愛されてきた宝石であるため、さまざまな言い伝えが存在します。
たとえば、ギリシア神話の中では「海が荒れた時、海の精の宝物が浜辺に打ち上げられたものがアクアマリンである」といわれています。
古代ローマ、アクアマリンは漁師の間で海難防止や豊漁のお守りに用いられ、海の守護石として大切にされてきました。
11世紀フランスのキリスト教司祭マルボドゥスは、詩集『石について』で、アクアマリンを含むベリルを「ベリッルス」とし、夫婦の愛情を育む天然石と記しています。
マルボドゥスは他にも、アクアマリンにさまざまな薬効があることも記載しています。
『石について』では、アクアマリンは目の病気や喘息の治療、肝臓の痛みにも効き目があると記しています。
このようなさまざまな言い伝えが今日まで語り継がれた結果、パワーストーンとしての効能が発見されたのかもしれません。
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