ペンデュラムとは｜使い方・選び方・ダウジングの方法を解説

ペンデュラムとは日本語で「振り子」のことです。かつてはペンデュラムを使って水脈や鉱脈を探り当てるために使われていました。現在は、ダウジング占いのアイテムやアクセサリーとして使われています。

この記事では、ダウジング占いに用いるペンデュラムの使い方や選び方、効果的なダウジングの方法について詳しく紹介します。

この記事の内容

ペンデュラムとは？

ペンデュラムとは、日本語で「振り子」のことで、紐やチェーンの先に重りをつけた道具です。古くから人間は、ペンデュラムを使って地下水脈の探索や占いなどに活用してきました。

ペンデュラムの動きは、使用者の潜在意識や微細な身体の動きに反応し、その結果として「はい」や「いいえ」といった単純な答えを導き出します。このシンプルながらも神秘的な特性が、多くの人々を魅了してきたのです。

ペンデュラムを使ったダウジング占いとは？

ダウジング占いは、ペンデュラムの動きを解釈することで、特定の質問に対する答えを得る占い方法です。この占いは、「はい」「いいえ」の質問形式に対して、ペンデュラムの揺れ方で答えを導き出します。

ダウジングは、直感や潜在意識の力を活用することで、個人の内面や未来に関する洞察を得ることができるとされています。

パワーストーンを使うのはなぜ？

パワーストーンをペンデュラムの重りとして使用する理由は、その石が持つ特有のエネルギーにあります。多くの人々は、特定のパワーストーンが持つ自然の力が、ダウジングの精度を高め、より深い洞察を可能にすると信じています。

例えば、水晶は普遍的なエネルギーを持ち、直感を高めるとされており、ダウジングに適しているとされます。

なぜ振り子で占いができるの？

振り子を使った占いができるのは、人間の潜在意識や無意識の動きが振り子に反映されるためです。集中することで、無意識の微細な身体の動きが振り子を動かし、これを解釈することで、質問に対する答えを得ることができます。

このプロセスは、内面の直感や感覚を形にするものと言えるでしょう。

どんなことを占えるの？

ペンデュラムを使ったダウジング占いでは、主に「はい」「いいえ」形式の質問に答えることができます。これには、日常的な決断から、人間関係やキャリアの選択、健康やウェルビーイングに関する問題まで含まれます。

ただし、ペンデュラムは複雑な質問や開かれた質問に答えることはできません。占いの結果は、使用者の潜在意識や直感に基づくため、個人的な解釈が大きく影響します。

今ペンデュラムが人気の理由

ペンデュラムが現代において人気を集めている理由は、そのシンプルさと深い洞察力にあります。

かつては地下水脈や鉱脈を探すための道具として使われていたペンデュラムですが、現代では内なる声や直感を探るツールとして広く使われています。人々は、日常生活の中で直面する様々な選択や決断において、自分自身の潜在意識からのメッセージを受け取るためにペンデュラムを用います。

この道具は、直感や第六感を形にし、自分自身の真の願いや方向性を明らかにするのに役立ちます。また、その使い方の簡便さも人気のひとつで、どこでも手軽に使用できる点が魅力です。

ペンデュラムを使った占いの方法

ペンデュラムを使った占いは、直感的でありながらも、一定の手順に従って行うことが重要です。いきなりペンデュラムを手にしても、使い方が分からなければダウンジングの効果は得られません。

ここでは、ペンデュラムの準備の流れとダウンジングの基本的な手順を説明します。

準備

まず、ペンデュラムを手元に用意し、どのような内容を質問するか考えます。ペンデュラムの動きをみるために、ダウジングシート（ダウジングチャート）もあると便利です。ダウジングシートは「YES・NO」だけでなく「ひらがな」「数字」「確率」「カラー」が書かれたものなどがあります。

自分が占う用途に合わせて、答えを導き出せるダウジングシートを用意しましょう。

浄化

ペンデュラム占いを始める前に、ペンデュラム自体の浄化をしましょう。これは、ペンデュラムに溜まった他のエネルギーを取り除き、純粋な状態に戻すためです。ホワイトセージや浄化スプレーを使用して空間とペンデュラムを清めます。

また、自分自身の心の状態も整えましょう。心を落ち着かせて、雑念を払拭します。自分自身が落ち着ける場所に移動するのがおすすめです。からだと心、そしてペンデュラムの準備が整ったら、ダウジングを始めましょう。

集中力を高める

ペンデュラム占いでは、集中力が鍵となります。まずはリラックスした状態で、ペンデュラムに意識を集中させます。周囲の雑念を払い、自分の内面に意識を向けることで、ペンデュラムとの一体感を高めることができます。

ペンデュラムの持ち方

ペンデュラムの持ち方は、個人によって異なりますが、一般的にはチェーンの一部を親指と人差し指で軽くつまむように持ちます。余ったチェーンは手の中に収め、リラックスした状態で持つことが重要です。

ペンデュラムの揺らし方

ペンデュラムを揺らす際は、まずニュートラルな状態を作り出します。心の中で質問を思い浮かべながら、ペンデュラムが自然に揺れるのを待ちます。無理に動かそうとせず、自然な動きに集中します。

「YES」「NO」の揺れを確認する

ペンデュラムの「YES」と「NO」の反応を確認します。通常、時計回りが「YES」、反時計回りが「NO」とされますが、これは個人によって異なる場合があります。自分のペンデュラムに対する「YES」と「NO」の反応を理解することが重要です。

占いたい項目を占う

具体的な質問をペンデュラムに投げかけます。質問は明確で、はい・いいえで答えられる形式が望ましいです。ペンデュラムの反応を見ながら、内なる直感や感覚に注意を払います。

占い終了

占いが終了したら、ペンデュラムに感謝の意を示し、再び浄化を行うことが推奨されます。これにより、次回使用する際にもクリアな状態でダウジングを行うことができます。

ペンデュラムの動きの見方

ペンデュラムの動きを理解することは、ダウジングの基本です。ペンデュラムは、質問に対する答えを示すために特定の動きをします。この動きを正しく解釈することが、ダウジングの成功には不可欠です。

YESの場合

ペンデュラムが「YES」と答える場合、通常は時計回りに回転します。この動きは、質問に対する肯定的な回答を示しています。しかし、この動きは個人によって異なる場合があるため、自分のペンデュラムとのコミュニケーションを通じて、正しい解釈を確立することが重要です。

NOの場合

ペンデュラムが「NO」と答える場合、一般的には反時計回りに回転します。この動きは、質問に対する否定的な回答を示しています。ここでも、個人のペンデュラムに対する理解が重要になります。

迷いがある場合

迷いや不確実性がある場合、ペンデュラムは不規則な動きをすることがあります。これは、質問に対する明確な答えがない、または質問自体が不明確であることを示している可能性があります。このような場合、質問を再考するか、異なるアプローチを試すとよいでしょう。

揺れないときに考えられること

ペンデュラムが全く動かない場合、いくつかの理由が考えられます。まずは質問が適切でない、またはYES/NOで答えられない質問である可能性があります。また、ダウジングをする人自身の集中力や状態が不十分であることも、ペンデュラムの動きに影響を与えることがあります。このような場合、質問を見直したり、心の状態を整えたりすることを試してみてください。