古くから世界中の人々を魅了してきた神秘的な宝石、翡翠。その英名「ジェード」の由来をたどると、興味深い言い伝えに行き着きます。
かつてのスペインでは、翡翠は持ち主を健やかに保つお守りと信じられていました。特に腰のあたりに携えることで、不調を遠ざける力があるとされ、「脇腹の石」を意味する「ピエドラ・デ・イハーダ」と呼ばれていたのです。この言葉が、現在の「ジェード」の語源になったと言われています。
また、古代中国において翡翠は「天の石」と呼ばれ、あらゆる成功と繁栄を象徴する石として、時の権力者たちに珍重されてきました。
日本でもその歴史は古く、縄文時代にはすでに交易品として扱われていた記録が残っています。このように翡翠は、日本のみならずアジア各地で、古くから人々の願いと共に大切にされてきた特別な天然石なのです。
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