ヘマタイト|銀色に輝く天然石

ヘマタイトのパワーストーンの意味や石言葉などを解説。

ヘマタイトはメタリックなシルバー色の光沢が美しい天然石です。メタリックな見た目から、近年アクセサリーとしてもよく使われ、人気が高くなってきています。ヘマタイトは流通量も多く、安価で良質なヘマタイトが手に入る点もとても魅力的でしょう。また、鉱物としてヘマタイトを見た場合にも、様々な特徴や形状があり、コレクターも多い天然石です。

今回はヘマタイトの魅力について、特徴や名前の由来、歴史、パワーストーンとしての効果なども踏まえながら、詳しくご紹介していきましょう。

この記事の内容

ヘマタイトの鉱物データ

ヘマタイトは和名を赤鉄鉱と呼ばれ、ブレスレットなど装飾利用のほかに工業利用されている。
英名Hematite
和名赤鉄鉱 せきてっこう
分類酸化鉱物
化学式Fe2O3
鉄黒色
モース硬度5 - 6.5
劈開性なし
屈折率2.9 - 3.2
結晶系三方晶系
断口不平坦
条痕赤褐色
比重5.3
光沢金属光沢
主な産地ブラジル/アメリカ等
石言葉「勝利」「勇気」「生命力」「チャレンジ」

ヘマタイトの特徴

ヘマタイトは磁石の磁界の中に入れておくと磁気を帯び、ブレスレットやネックレスとして、健康目的で使用されることが多い。

ヘマタイトは酸化鉱物に分類される鉱物です。鉄の原料となることでも有名で、宝石以外にもヘマタイトから取り出された鉄が工業利用されています。

ヘマタイトは常磁性体と呼ばれる特性があり、磁石の磁界の中に入れておくと磁気を帯び磁石にくっつくようになります。ですので、市場に出回っている常に磁気があるタイプのヘマタイトは、産出後に人工的に磁力を加えていったものがほとんどです。

強い磁力が加えられたヘマタイトは、バリウムフェライトと呼ばれ、工業利用されています。磁気の有無によって、ヘマタイトの価値や魅力が変わるということはありませんので、お好みで選んで良いでしょう。 また、磁気の有無によってヘマタイトの色や形が変わるというようなこともないので、ご安心ください。

黒や銀灰色、茶色、赤褐色を帯びたヘマタイトの個体が多くみられます。個体ごとに品質や色は異なり、特に良質なヘマタイトは、カットしたのちに磨いていくことで、より煌めきが増すという特徴があります。他にも、鏡のような表面が特徴的なヘマタイトの個体は「鏡鉄鉱」という別名で鉱物ファンから呼ばれることも多いです。

ヘマタイトの名前の由来

ヘマタイトという名前の由来はギリシャ語の「haimatitis」という言葉からきています。意味は、「血」で、これはヘマタイトをすりつぶして粉状にしたものは、真っ赤な色になるため、見た目が血のようであるところからそう言われるようになりました。

和名の赤鉄鉱に関しても、上記の理由と同じように粉状にしたときの見た目の色から、そう呼ばれています。

ヘマタイトの硬度と取り扱い方法

ヘマタイトのモース硬度は、「5から6.5」ほどです。モース硬度が7以上の宝石と一緒に保管していると傷がついてしまう恐れがありますので、分けて保管するようにしましょう。

ヘマタイトは鉄分を多く含んでいるので、水や塩分にはとても弱くて相性が悪いです。ですので、使用後や保管の際には、水や塩分に触れてしまうような場所で管理せず、汗や汚れを拭き取ってからしまうようにしてください。また、ヘマタイトをパワーストーンとして使いたいという方は、ヘマタイトの浄化の際に水を使用する場合はその後丁寧に水分をふき取る必要があります。

ヘマタイトの主要産地

ヘマタイトは色々な場所で産出されるが、主要産地はブラジルで、良質なヘマタイトが取れることで有名。

ヘマタイトの主要産地は、ブラジルです。ヘマタイトは地球上でとても多く産出しますが、ブラジルでは良質なヘマタイトが産出されることで有名です。他にもアメリカのイエローストーン・ナショナルパークなど鉱泉があった場所から産出されることもあります。

産出時のヘマタイトの中には、動物の腎臓のような形をしたものや、葡萄の房のような形をしたもの、バラの花のような形のものが産出されることもあります。特にスイスのアルプスなどで採れるバラの花のような形をしたヘマタイトは、「アイアンローズ」と呼ばれ、有名です。

ヘマタイトは産出時にバラの花のような形のものがでることがあり、アイアンローズとも呼ばれることがある。

ヘマタイトの歴史や逸話

ヘマタイトの歴史は古く、日本では2万年前の北海道の旧石器時代の遺跡から出土した毛皮に、ヘマタイトの粉が着色料として使われていた痕跡も見つかっています。また、古代のローマでは戦場に向かう兵士たちがヘマタイトの粉末を体に塗りつけることで、止血効果や戦いの神であるマルスの加護が得られると信じられていました。

近年では、NASAの火星探査機の調査によって、火星にとても多くのヘマタイトが存在していることもわかりました。まだスペースシャトルや宇宙探査機がない時代に、先ほどご紹介したヘマタイトと縁がある戦いの神マルスの名前が由来の火星に、とても多くのヘマタイトがあったという事実が話題になりました。

ヘマタイトの石言葉

ヘマタイトの歴史や効果を解説します。

ヘマタイトの石言葉は「勝利」、「勇気」、「生命力」、「チャレンジ」です。今までご紹介してきたヘマタイトに関することと、非常に結びつきが強い石言葉になっているのも特徴的でしょう。

ヘマタイトのパワーストーンとしての意味や効果

ヘマタイトのパワーストーンとしての効果や石言葉、浄化方法を解説します。

ヘマタイトは「勝利の御守り」や「身代わりの石」として知られ、パワーストーンとしての効果を発揮していきます。ヘマタイトの持ち主に勝利をもたらすべく、過酷な現状や運命を逆転させ、良い状況に変えていく力を得られるでしょう。勝利を目指していく過程で、悪い自分の生命に危険が近づいたときに、ヘマタイトは身代わりとなって持ち主を守ってくれます。

他社に負けられない大きなプレゼンを控えているビジネスマンや、各種受験を控えている学生、スポーツの大会で大きな結果が欲しいアスリートなど、様々な方にヘマタイトは大きな成功をもたらしてくれるでしょう。

また、ヘマタイトは血液に効果をもたらすパワーストーンとしても知られています。血液の循環を良くすることで、身体中にパワーを回し、心身ともにエネルギッシュにしてくれます。最近疲れを感じることが多いという方や、毎日疲労感が抜けなくて困っているという方にも、ヘマタイトはおすすめできるパワーストーンです。血液へのヘマタイトの効果は、貧血で悩んでいる方にもとても有効で、貧血解消のためにヘマタイトは力を貸してくれます。

さらに、ヘマタイトと砂岩によって作られた「モキマーブル」という石は、ネイティブアメリカンのたちの間で、呪術の際に古くから使われてきた強力なパワーストーンです。

「ご先祖様が夜中に遊びにきて、このモキマーブルで遊び、朝になって天国に帰る」と伝えられていて、このことから、「ご先祖様が天国で幸せに暮らしている」というメッセージが込められた石だとして考えられており、大切にされていました。この逸話から、モキマーブルは幸せを呼ぶ石として、効力を発揮しています。ちなみに、「モキ」には「ご先祖様の霊」、「マーブル」には「おはじき」という意味があるので、上記の逸話と名前にも関連があることが分かるのも面白い点でしょう。

ヘマタイトのまとめ

ヘマタイトの特徴や名前の由来、歴史、パワーストーンとしての効果を中心に、ヘマタイトの様々な魅力をご紹介していきました。ヘマタイトの石言葉やパワーストーンの効果を借りてアクセサリーとして身につけても、メタリックなかっこいい輝きを楽しめます。

また、鉱物として見て様々な特徴や形を実物で確認し、さらに細やかなデータは文献で確認してみるというのも趣深いです。ヘマタイトをじっくりと鑑賞する時間も楽しいでしょう。メタリックな光沢が美しいヘマタイトをあなたの側において、気軽に楽しまれてみてはいかがでしょうか。

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