ブラックダイヤモンド|革新の輝きを持つ漆黒の宝石

ブラックダイヤモンドの特徴や歴史を解説。

ダイヤモンドという名を聞いたとき、透き通るようなきらきらと輝く宝石を思い浮かべる方も多いと思います。しかしダイヤモンドのなかには、漆黒の輝きを持つものがあるのをご存じでしょうか。

この記事ではブラックダイヤモンドの成り立ちや歴史、構造について解説しています。またパワーストーンとしてのブラックダイヤモンドの石言葉やその効果についても紹介していますので、ぜひ最後までお読みください。

この記事の内容

ブラックダイヤモンドの基礎知識

ブラックダイヤモンドの基礎知識を詳しく解説。

無色透明のイメージが強いダイヤモンドですが、実は透明以外にもピンクやブルーなどさまざまなカラーのものがあります。

ブラックダイヤモンドもそのひとつで、その名の通り黒一色に染まったダイヤモンドです。本来は無色透明のダイヤモンドに、硫化物やグラファイト(石炭)などの内包物を多く含むことで黒へと変化します。

吸い込まれるような漆黒が特徴ですが、ダイヤモンド特有のプリズムのような輝きと表面のテリ感もしっかり残しています。これは金剛光沢やダイヤモンド光沢と呼ばれており、高い屈折率と研磨性を持つ宝石にしかみられないものです。黒い宝石というとオニキスやオブシディアン、ヘマタイトなど多くの種類がありますが、それらと一線を画しているのはそのせいです。

ブラックダイヤモンドの硬さは、ダイヤモンドと同じくモース硬度10。現在判定可能な宝石の中で、最も硬いとされています。

ブラックダイヤモンドの和名はダイヤモンドと同じく、「金剛石」です。金剛石という名前は仏教用語の「金剛不壊(こんごうふえ)=決して壊れないこと」に由来しているといわれています。ダイヤモンドの硬さをよくあらわした和名といえそうですね。

ちなみにダイヤモンドという名前は、ギリシア語の「adamas(征服できない)」に由来しています。こちらもダイヤモンドの唯一無二ともいえる輝きや硬さをイメージさせる由来ですね。

ブラックダイヤモンドはカラーダイヤモンドの中では比較的産出量が多く、南アフリカやコンゴなど世界の各地で産出されています。とくに有名なのはジンバブエのマランジェ鉱床です。

ブラックダイヤモンドの価値

ブラックダイヤモンドの価値や成り立ちを解説。

漆黒の輝きが印象深いブラックダイヤモンドですが、かつてはカラーダイヤモンドの中で人気が高いほうではありませんでした。

ブラックダイヤモンドの黒い色を生み出す硫化物やグラファイト(石炭)などの内包物(インクルージョン)が多いと、ジュエリーとしての質が下がること。また、宝飾品としてではなく工業用ダイヤとして先に知られていたことが理由として挙げられます。

知る人ぞ知る、といった立ち位置だったブラックダイヤモンドですが、ハイブランドの時計やアクセサリーにブラックダイヤモンドが使われたことで、一気に人気が高まりました。ダイヤモンド特有の輝きに神秘的な黒、クールでミステリアスな雰囲気は、性別を問わず多くの人に愛されています。

無色のダイヤモンドの場合は透明感が高く美しい輝きを持ち、カラットの大きいものほど価値が高いとされています。ブラックダイヤモンドの場合も大きさやカッティングが重視されますが、最も重視されるのは輝きや表面のテリです。

ブラックダイヤモンドは内包物(インクルージョン)の作用で黒へと変化しますが、そのなかで均一な漆黒に染まるものはごくまれです。そのため、上質かつカラットの大きいブラックダイヤモンドは非常に高額に取引されています。

ブラックダイヤモンドのアクセサリーの価値を解説。

ブラックダイヤモンドは、カラーダイヤモンドの中でも価格が低いほうだといわれています。それは市場に出回っているブラックダイヤモンドの大半が、放射線照射や着色などトリートメント(加工)したものだからです。安定した品質と手ごろな値段でブラックダイヤモンドを入手できるのは、加工技術が発達した賜物ともいえますね。

ブラックダイヤモンドの歴史

ブラックダイヤモンドの歴史を解説。

歴史上、最も有名なブラックダイヤモンドといえば「ブラック・オルロフ」ではないでしょうか。ダイヤモンドはその輝きや美しさゆえ、多くの伝説や謎を持つものが少なくありません。ブラック・オルロフもそのひとつです。

19世紀初めに、インドで大きな黒いダイヤモンドが採掘されました。原石で195カラットもあったブラックダイヤモンドは彫像の眼に埋め込まれましたが、紆余曲折を経てロシアの王妃ナターシャ・ペトローヴナ・オルロフの手に渡ります。「ブラック・オルロフ」の名の由来になった人物ですが、彼女もまた謎が多く、実在そのものを疑問視する声すらあります。

ナターシャ妃をはじめとする所有者のまわりでさまざまな不運が起きたことから、黒いダイヤモンドを手にした者は不慮の死や不幸に見舞われるという伝説が生まれました。

その後、ブラック・オルロフは3つにリカットされてオークションで売却されたり、博物館に展示されたりしています。2006年のアカデミー賞授賞式では、ハリウッド女優がブラック・オルロフを身に着けて出席したことでも話題になりました。

現在ではブラック・オルロフにまつわる不吉な逸話の多くが、フィクションや偶然の産物だという声も少なくありません。しかし黒く輝く大きなダイヤモンドのミステリアスなイメージは多くの人に強烈な印象を残し、映画や音楽の題材としてもたびたび登場するようになりました。2003年公開の「ブラックダイヤモンド」などがとくに有名です。

金銭的な価値を超えて、人の心に強く響く何かがある。ブラックダイヤモンドはそういう宝石なのかもしれませんね。

パワーストーンとしてのブラックダイヤモンド

ブラックダイヤモンドはその他のダイヤモンドと同じく、4月の誕生石として知られています。

また、ダイヤモンド自体が宝石としての価値にくわえてパワーストーンとしても非常に強い力を持っていると考えられており、お守りや厄除けとして広く用いられています。

ダイヤモンドには「純潔、永遠の絆」など、その澄んだ輝きを象徴するような石言葉がつけられていますが、ブラックダイヤモンドの場合はより力強いイメージの言葉が並びます。

「カリスマ」「成功」「不屈」など何色にも染まらない黒と、ダイヤモンドの硬さから連想されるエネルギーに満ちた意味や言葉が多いのが特徴です。

絶対に叶えたい夢を持っている人、ビジネスで成功を収めたい人、難しい挑戦をやり抜く力が欲しいという方がお守りとして持つのにぴったりです。

新しい門出を迎える方へのプレゼントや、心機一転して強い自分になりたいと願うときに相応しい天然石といえそうですね。

ブラックダイヤモンドの石言葉は「カリスマ」「成功」「不屈」などがある。

まとめ

ブラックダイヤモンドのパワーストーンとしての効果や意味を解説。

この記事ではブラックダイヤモンドの基礎知識や歴史をご紹介してきました。黒い宝石は数あれど、吸い込まれるような漆黒の輝きはブラックダイヤモンドをおいて他にありません。

アクセサリーや装身具など、和洋を問わず取り入れやすいのも魅力です。あなたのコレクションにぜひブラックダイヤモンドを加えてみてくださいね。

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