せっかくパワーストーンをお迎えするなら、目的にあった石を選ぶほかに、その石が持つパワーの強力さも気になるところ。
今回は、天然石でありながら、とても強力なパワーを持つとされているアゼツライトをご紹介します。水晶の一種でありながら、パワーストーンの中でもとくにパワーがあるといわれているアゼツライト。
そのパワーの由来やバリエーション豊かな種類、石言葉や効果についても詳しく解説します。ぜひ最後までお読みくださいね。
アゼツライトの鉱物データ
英名 | Azeztulite |
和名 | 石英 |
組成 | SiO2(不純物を含む) |
主な色合い | 白色、透明、黄色、黄褐色、褐色、サーモンピンク |
モース硬度 | 7 |
結晶系 | 六方晶系 |
比重 | 2.65 |
主な産出地 | 主にアメリカ・ノースカロライナやバーモント、 インドのサチャロカなど |
石言葉 | 潜在意識の活性化 |
アゼツライトのアイテム一覧
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アゼツライトの特徴
アゼツライト(Azeztulite)とは、石英(水晶)の一種です。モース硬度も7あり、通常の水晶と同じ硬さです。カラーは、無色透明なものもあれば内包物によりゴールドやピンクのものもあるなど、さまざまなバリエーションがあります。
では、アゼツライトと水晶では、なにが違うのでしょう?
アゼツライトは、特定の地域から産出される希少な鉱石で、通常の水晶よりもエネルギーが活性化しているものを指します。また鉱物学的に見た場合、通常の水晶が六角柱など決まった形で結晶化するのに対し、アゼツライトは石のもつパワーの影響もあってか、結晶化するのに決まった形がないことも特徴の1つです。
アメリカの鉱物博士であり、パワーストーン研究家でもあるロバート・シモンズ氏によって発見されました。
現在、ロバート・シモンズ氏が運営する「HEAVEN&EARTH」社で認定されたもののみが「アゼツライト」と名乗ることを許されています。
アゼツライトの名前の由来
アゼツライトの名の由来は、天使的な存在「アゼズ」に由来するものです。「アゼズ」とは、1970年ころ、チャネラーのネイチャ・エイサン女史の夢に出てきた存在とされています。
アゼズたちが、宇宙の核となる光の源「グレートセントラルサン」の「名無き光」を人類に届けることを目的に設計した石で、人類と宇宙をつなげるための膨大なパワーがアゼツライトのなかに閉じ込められているのです。
アゼツライトの活性化されたパワーはエーテル体から内蔵、そして細胞レベルで人間の体を構成するものに働きかけます。そのエネルギーにより、アゼツライトを手にした人の多くがゾクゾクとした感覚を覚えるといわれています。
バリエーション豊かなアゼツライト
アゼツライトは、産地や内包物によってさまざまなバリエーションがあります。
ここでは、代表的な【アゾゼオ】と【ヒマラヤ・ゴールド・アゼツライト】についてご紹介。
そのほかのアゼツライトについても簡単に解説します。
アゾゼオ
アゼツライトを発見したロバート・シモンズ氏により発案。アゼツライトのパワーをさらに活性化させた石は、とくに「アゾゼオ」と呼ばれます。
シモンズ氏の所有する邸宅には広大な庭があり、アゼツライトで作られたラビニンスがあります。中央にはアゼツライトとローゾフィアで作られたピラミッドがあり、巨大なフェナカイトを設置し、そこにアゼツライトをしばらく置くことで、アゼツライトの持つパワーをより活性化させることに成功しました。 すべてのアゼツライトがアゾゼオに進化するわけではないため、希少なアゼツライトのなかでもエリートの石がアゾゼオになれるのです。
ヒマラヤ・ゴールド・アゼツライト
ヒマラヤ山脈近辺から産出されるアゼツライトは、ゴールド系やオレンジ系のものが多いのが特徴です。明るい黄色の石は特に「ヒマラヤ・ゴールド・アゼツライト」と呼ばれ珍重されています。
同じようにヒマラヤ山脈周辺で産出される石に「ヒマラヤ・レッドゴールド・アゼツライト」と名づけられた、赤みの強いゴールドの石もあります。
サチャロカアゼツライト
インドにある「サンチャロカ修道院」周辺でとれるアゼツライトが「サンチャロカアゼツライト」と呼ばれるものです。
「サチャロカアゼツライト」は特に透明度が高いことが特徴です。またおなじエリアで産出される「サチャロカローズアゼツライト」は濃厚なサーモンピンクになっています。
どちらもとても美しい石として知られています。
このほか、ブラックトルマリンと水晶の混合石である「ブラックトルマリンアゼツライト」や緑のマイカと、赤いガーネットが内包物となっている「サンダローザ・アゼツライト」など、アゼツライトの種類は実に豊富です。
見た目や内包物など、好みの石を探すのもアゼツライトを見る楽しみの1つでしょう。
アゼツライトの産地
もともと、石英は、世界各地で産出される石であるため、アゼツライトが見つかる場所も、世界各地に散見されます。
そのなかでもとくにアメリカ・ノースカロライナ州やバーモント州、インドのサチャロカで産出されるものが有名です。
日本でも石英を多く産出していますが、残念ながらアゼツライトとして認められるような石は見つかっていません。
アゼツライトの石言葉・意味・効果
宇宙とつながるほどの高次元のパワーを秘めたアゼツライトは、「パワーストーン」や「ヒーリングストーン」というよりは、「スピリチュアルストーン」と呼んだ方がしっくりくるほどさまざまな効果をもたらします。
ここでは、アゼツライトの石言葉や、そのパワーに秘められた効果を紹介していきましょう。
アゼズライトの石言葉・意味
アゼツライトの石言葉は「潜在意識の活性化」です。
通常でも高い癒やし効果を持つ水晶が、アゼズたちにより、より高次元のパワーを持つように、人間の心と体にアゼズライトが光を与え、眠っていた潜在意識を活性化させてくれます。
今いる場所から脱出し新しいステージでの活躍を望む人、自分や周囲の変化を希望する人にとってぴったりの石です。
アゼズライトの効果
アゼツライトを第六チャクラ(第三の眼)にあてると、未来の一部が見えるともいわれています。なりたい自分になるために、今どのように考え動くことが必要かを教えてくるのです。
また、アゼツライトは、心と体を活性化させてくれる効果も期待できます。
- 魂レベルで成長したい人
- 内なる光、可能性を目覚めさせたい人
- 現実世界を多次元から許容したい人
- リンパなど体液の循環を活性化させたい人
これらの希望をかなえたい人におすすめです。
アゼツライトのアイテム一覧
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アゼズライトのお手入れ・浄化方法
アゼツライトは、モース硬度が7あるため、鉱石の中でも硬い特徴があります。そのため、デイリーユースにもぴったりです。
ただし、内包物が多いものに関しては、直射日光により退色したり、強い衝撃によって割れたりする可能性がないとは言えません。超音波洗浄や水道からの流水に直接あてるなどの衝撃を控え、汚れが目立つ場合は、やわらかい革や布でふき取るようにしましょう。
浄化に関しても、基本的には、どの浄化方法でもOKです。
ただし、日光浴や流水などの刺激があるものはあまりお勧めしていません。クラスタやお香、月光浴などでの浄化を行うといいでしょう。
まとめ
今回は、水晶グループのなかでも、さらにパワーを持つアゼツライトについて紹介しました。
アゼツライトは、産地が限定されているほか、「HEAVEN&EARTH」社による認定が必要という厳しい条件により、とても希少な石です。しかし、アゼツライトに秘められた強力なパワーを知れば、その価値は妥当なものであるといえるでしょう。
パワーを持つ天然石でありながら、デイリーユースにも耐えうる丈夫さを持つアゼツライト。今いる場所から一歩踏み出す後押しが欲しい人は、ぜひお迎えしてみてはいかがでしょうか?
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